ランディングページとSEO対策の相性がよくない理由を解説します。

2020.10.29

SEO

こんにちは。
大阪でWEBコンサルティングとWEB制作をしているワイズオフィスです。

今回はランディングページとSEOの相性が良くない理由について書きたいと思います。

単独ページコンテンツだから

SEOにおいてインデックス数という概念が重要となっております。インデックス数とはサイト内のページで、Googleにコンテンツのあるページとして認識されている数を指します。一般的にインデックス数がおおいほど優位とされます。(もちろん今のSEOにおいてはそれだけで順位が上がるほど単純ではありません)

通常のサイトであれば、通常の固定ページを横展開して充実させたり、ブログを更新して増やして行ったりするのですが、LPとはページ単体で運用するコンテンツなのでそれができません。

画像テキストを多用しがちだから

LPではデザイン性を高めるために文章を画像として挿入することが多いです。「画像として挿入する」とはHTML上にテキストとして入力するのではなく、画像でテキストを作成し、画像として挿入されるケースのことを指します。外部デザインツールを活用して作成されるので、豊かなデザイン性を担保できます。

その分、Googleから文章として認識されません。
GoogleのSEOにおいて画像コンテンツはテキストコンテンツと比べて価値が弱くなってしまいます。画像の内容を認識するプログラムがまだ成長途上だからです。

そのため、テキストコンテンツをベースにしたページに対して、画像ばかりのサイトはSEO上不利になってしまうのです。 

短期で運用をすることが多いから

SEOはある程度時間がかかるものです。
インデックスされるまでの期間、サイト順位が安定するまでの期間、試行錯誤で最適化をしていく期間など成果が出るまでに半年から1年かかることも多くあります。

対してランディングページは、キャンペーンなどの短期イベントを目的とすることが多いので、短いスパンでの運用、成果が求められます。

そのため、SEOとランディングページは運用スケジュールの考え方が違ってしまうのです。

もそもSEO流入を意図していないから

ランディングページは問い合わせや申し込みといったCV(成約)を目的としたページです。
そのためサイトコンテンツは極限までCVR(成約率)を高めるための最適化された構造をしております。

一般的にランディングページはインターネット広告と相性がいいと言われております。
1ページだけだからすぐに作ることができますし、インターネット広告をを使えば、すぐにアクセスを集めることができます。

もしくは短期間でのシェアを意図してSNSなので拡散を目指すこともあります。

そのためプル型(受け身)のマーケティングであるSEOは流入方法としてランディングページの意図とは異なってしまうのです。

 

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