これだけはやっておこう!SEOの基礎の基礎

2020.05.02

SEO

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こんにちは。
大阪でWEBコンサルティングとWEB制作をしているワイズオフィスです。

今回はSEOで最低限やっておくべき実装内容について書きたいと思います。

まずはSEOの基本思想を理解する

Google社が提供する検索エンジンに対して最適化するためには何をすればいいのか。
この答えについては膨大な量の対策内容が存在しています。

ただし、基本的な考え方としては「ユーザーにとって有益な情報を提供する」ということであり、Googleとしては小手先のSEOを排除していきたいのが近年の傾向となっております。

下記は「Googleが掲げる10の事実」と呼ばれるGoogleの思想が書かれている一覧です。

Googleが掲げる10の事実

1、ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。
2、1つのことをとことん極めてうまくやるのが一番。
3、遅いより速いほうがいい。
4、ウェブでも民主主義は機能する。
5、情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。
6、悪事を働かなくてもお金は稼げる。
7、世の中にはまだまだ情報があふれている。
8、情報のニーズはすべての国境を越える。
9、スーツがなくても真剣に仕事はできる。
10、「すばらしい」では足りない。

https://www.google.com/about/philosophy.html?hl=ja

つまり、「SEOではこういうことをした方がいい、こうしたら順位が上がる」という思想ではなく、「ユーザーのことを考えて、オリジナルで良質な情報を提供し続ければ、勝手に順位はあがってくる」という考え方をGoogleとしては持っているようです。

とはいえ、良質な情報かどうかを判断するのは非常に困難ですし、直接判断をしているのはアルゴリズム(プログラム)です。
実際、アルゴリズム(プログラム)の精度がまだまだ低かった10年以上前は「良質な情報」かどうかより、小手先のSEOテクニックで上位表示がされる時代がありました。
現在はアルゴリズムの精度は著しく向上しており、「オリジナルで良質な情報」をきちんと提供し続けているサイト以外は、順位は上がりづらくなってきています。
ただし、プログラムが判断している以上、プログラムにとって判断しやすいコンテンツになっているかという点は今でも重要ですし、ある一定のルールというものは存在しているのも事実です。

そこで今回は「オリジナルで良質な情報」を提供することを前提としつつ、プログラムに評価されやすくなるために必要な基礎内容をご紹介します。

やっておくべき実装内容

titleタグ、metaタグをきちんと設定する

サイトには表面的に現れるコンテンツ以外にhead領域と呼ばれるサイトの基本情報をかいておく部分が存在します。そこにサイトのタイトルを記載する「titleタグ」とサイトの説明をする「metaタグ」というものが存在しています。
「metaタグ」には文章でサイト情報を説明する「meta description」とワード群でサイトを説明する「meta keywords」の2種類があり、その両方の記載が必要です。

例)
<title>これがタイトルタグです。</title>
<meta name="description" content="この箇所にmeta description を記載します。meta description は文章で記載します。">
<meta name="keywords" content="SEO,keywords,metaタグ">

クローラーが正しくサイトを認識するために、「titleタグ」と「metaタグ」をきちんと記載することは非常に重要です。

またこれらはユーザーが検索をしたときにでてくる下記のような一覧画面の見出しにも使われるため、順位以外でも非常に意味を持っております。

alt属性を設定する

Googleはクローラーと呼ばれるプログラムでサイトの情報を収集しているので、文章はある程度理解できても、画像の中身はなかなか認識できません。そこでどのような画像なのかをクローラーに正しく認識させるためにimgタグのなかに「alt属性」というものを設置することになっています。
<img src=”/img/xxx.jpg” alt=”ここにalt内容を記載”>

画像ばかりにならないようにする。

上にも記載しましたが、クローラーは、文章は認識できますが、画像は内容を理解されづらいという特徴があります。そこでサイトのほとんどの情報を画像で表現しようとすると、クローラーにとってはよくわからないサイトになってしまします。
そこでテキストで表現できる箇所は極力テキストで表現することがSEOにとっては望ましいです。

サイトスピードを意識して圧縮した画像を利用する

Googleはサイト読み込み速度を重視しておりますので、サイト読み込みを遅くする容量の重いデータは扱うべきではありません。
よくありがちなミスとして、撮影した写真をそのままサイトに掲載してしまうことがあります。通常デジカメで撮影した画像データは非常に容量が大きいので、サイトに掲載する前に一度圧縮をかける必要があります。

重複しているコンテンツを作らない

オリジナルコンテンツを重視する近年のGoogleは、重複コンテンツを嫌います。他サイトとの重複はもちろん、自サイト内での重複も控えた方がいいです。同じような内容は仕方ないにしても、コピーアンドペーストで引っ張ってきたようなコンテンツは、最悪ペナルティの対象になってしまうこともありますので、やめたほうがいいです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
SEOは無限に施策が存在しますが、基本的なところさえ抑えていれば、あとはコンテンツに注力していればいいという考え方もあります。
そこで今回はSEOの最低限するべき内容をご紹介しました。
もっと詳しく知りたいという方はぜひ当社までご相談ください。

 

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