SNSの更新はホームページのSEO対策にどの程度影響があるのか解説します。
2020.12.08
SEO
こんにちは。
大阪でWEBコンサルティングとWEB制作をしているワイズオフィスです。
今回はSNSのSEOへの影響について書きたいと思います。
公式発表では直接的影響はなし
まず大前提としてGoogleの公式ではSNSへの直接的影響はないと言っております。
English Google Webmaster Central office-hours hangout
https://www.youtube.com/watch?v=WszvyRune14#action=share
被リンク効果が得られない理由として、SNS上でシェアされるリンクには、nofollowが付くようになっています。
nofollowとは、リンク自体を存在させたまま、検索エンジン(クローラー)に対してページの評価を無効にさせる指示を出すことです。
SNSは利用者が多く、また不正に使用されてしまうリスクがある為、検索順位を操作する目的で使用されない様に、nofollowが設置されています。
いくらSNSによる被リンクが増えたとしても、検索エンジンはそれをSEOの評価に加えることはありません。
Nofollowによって被リンク効果をなくしてしまっているので、snsからサイトへのリンクは価値を持たないということを説明しております。
引用や言及による効果
SEOのアルゴリズムはブラックボックスであり、その中身を全て知るものはほとんどいないと言われております。
その中でも効果的ではないかと判断される手法に「サイテーション」というものがあります。サイテーションという言葉自体は「引用」や「言及」という意味で使用されますが、SEOに関わる内容の場合は「他サイトやSNS上で特定のサイト名やブランド名を記載している」状態を指します。
Googleは検索エンジンの精度をあげていくために、WEB上での認知度をサイトへの評価として反映しております。その最も有名な例が被リンクになるのですが、近年ではブランドワードを引用、言及するだけで一定の評価をしていると推察されております。
そのためSNSなどでブランドワードについて頻繁に言及されている状態ができれば、SEO
において一定の効果をあげられるのではないかと考えられております。
※ただしbotなどで連発するだけのような形はすぐバレてしまうのでNGです。
認知度アップによる効果
先述したようにSNSからリンクすることによる被リンクとしての直接的影響はありません。
ただしSNSシェアやリツイートなどで拡散されたコンテンツがユーザーに評価され、ブログ等で紹介(被リンク)されるなど、間接的にSEO効果を上げる可能性があります。
また近年SNSはメディアにも注目される媒体になってきております。
SNSで注目をされる
↓
メディアに取り上げられる
↓
専門性の高いサイトから被リンクで紹介される
といった形でSNSによる認知度向上が間接的に被リンクに繋がることは十分に考えられます。