ユーザーはホームページを見るとき、どのようなデバイスやブラウザを使っているのか。
2020.12.15
アクセス解析
こんにちは。
大阪でWEBコンサルティングとWEB制作をしているワイズオフィスです。
今回はデバイス、ブラウザごとのシェアについて書きたいと思います。
今回の記事ではアイルランドのWeb分析システムである「statcounter」の調査(2020.9時点)のデータを活用しております。
https://gs.statcounter.com/
デバイスごとシェア
世界シェアで見ると、Mobile(スマートフォン)の利用者は52.95%で、Desktop(パソコン)の利用者が44.22%なので、スマートフォン利用者のほうが一回り多くなっております。
半分以上はスマートフォンユーザーということになります。
この傾向になったのは少し昔からでして、2015年当初はまだ圧倒的にパソコンのシェアのほうが優勢でした。しかし2016年になるとその優劣は逆転し、スマートフォンユーザーのほうが多くなりました。
今ではスマートフォンのシェアが5割から6割で安定している状態です。おそらく当面はこの傾向が続くことが予想されます。
ブラウザごとの世界シェア
基本的にGoogleChromeが圧倒的にシェアを獲得しています。Chromeはデバイス、OSとわず幅広いユーザーから利用されております。
2番目のシェアはappleが提供しているsafariです。Macユーザーとiphoneユーザーが主に利用しております。
Microsoftが提供するEdgeは5番手で、わずか3%のシェアになっております。
Edgeは昔windowsの標準搭載OSとして圧倒的な利用率を誇っていたInternetExplorerの後継ブラウザですが、シェアを巻き返すことはなかなかできていないようです。
ブラウザの歴史はここ5年に変化はありません。
基本的にGoogleChromeの1強が続いております。
ブラウザごとの日本シェア
日本のみに目を向けてみると少し状況が変わっていきます。
GoogleChromeの優位は変わりませんが、シェア率が少し下がっております。
その代わりsafariが伸びております。
これはiphoneのシェア率の問題です。世界的に見て日本のiphoneシェア率はかなり高くなっております。そのためiphoneの標準OSであるsafariの利用率も高くなっているのです。
もう一点注目すべき点としてIEの利用率が世界シェアに比べて高くなっていることです。
時系列のグラフで見ても一時期まではIEがシェアのトップを誇っております。これは企業の基幹システムがIEのみに対応しているケースが多かったためです。
現在ではその多くがほかブラウザにも対応するようになっておりますが、まだ一部根強くIEでないといけないユーザーが残っているのが実情です。