今さら聞けないCookieとは?サードパーティクッキーとファーストパーティクッキーは何が違うのかをご紹介します。
2022.12.21
保守、障害対応
こんにちは。
大阪でWEBコンサルティングとWEB制作をしているワイズオフィスです。
今回はCookieについて書きたいと思います。
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クッキーとは
クッキーというのは、WEBサイトをユーザーが閲覧した際に、サーバー上などに残るユーザー情報のことを指します。このクッキーによって、例えばログインしたユーザーが一度サイトを離れても再度アクセスした時にログインしたままにしておくことができるようになります。
ウェブサイトが同サイト内でのみ有効なユーザーの会員証を発行し、サイトに訪れたブラウザに付与するというイメージを持っていただくとわかりやすいかもしれません。
このユーザーの情報データであるクッキーを、ユーザーが使用しているブラウザと訪れたウェブサイトの間でやり取りすることで、ウェブサイト側は「以前と同じブラウザだ」という様にブラウザを識別できるのです。
よくキャッシュとクッキーを混同してしまう方がおられますが、キャッシュはユーザーが利用しているブラウザなどユーザー側に情報が蓄積されるのに対して、キャッシュはサイト側に情報が蓄積されるという違いがあります。
サードパーティクッキーとは
ユーザーが訪れたサイトそのものに発行されるクッキーをファーストクッキーと呼びます。
一方でユーザーが訪れたサイトとは別の場所で発行されるクッキーのことをサードパーティクッキーと呼びます。
例えば、一度訪れたサイトに関連した広告が、さまざまなサイトで延々と流れてくる経験はないでしょうか。これはリターゲティング広告と呼ばれるもので、一度サイトに訪れた履歴がサードパーティのサーバーに蓄積され、その情報によって広告のターゲットとして出港対象となっていくという仕組みです。リターゲティング広告は広告効果が非常に高い広告として近年活用されており、これはサードパーティクッキーを活用した広告手法になります。
ただし、近年このサードパーティクッキーは個人情報保護の観点で、規制がかけられることになりました。今後サードパーティクッキーを利用した広告手法は少なくなっていくことが見込まれます。