中小企業のSNS担当者が気を付けるべき3つのポイント
2020.12.01
SEO
こんにちは。
大阪でWEBコンサルティングとWEB制作をしているワイズオフィスです。
今回は中小企業のSNSの注意点について書きたいと思います。
目的を整理する
SNSを活用して失敗する中小企業で多い事例として、なんとなく始めてしまうことがあります。そのため何を目指してすすめているのか、何を持って成果とするのかが不明瞭になってしまいます。
この部分を整理することがSNS運用において非常に重要です。
一般に、SNSを活用しようとする場合、下記の3つの目的が考えられます。
・商品やサービスの魅力をより多くの人に知ってもらう(認知目的)
・既存のお客様との関係性を強くする(CRM目的)
・商品やサービスに興味がある人に購入を促す(刈取目的)
ここをしっかり考えておかないと、誰に、どんな情報を発信して、結果どうなって欲しいのかが全然見えてきません。もちろん、ビジネスとして稼働する以上は、売上に貢献できなくてはいけませんし、それに繋がるKPIの設定も重要になってきます。
上記3つの目的に対応するSNSのKPIは下記にようになります。
(認知目的) ⇒リーチ数、ファン数、いいね数
(CRM目的)⇒リツイート数、コメント数、ダウンロード数
(刈取目的)⇒購入数
目的とKPI(目標)を整理した上で、それを社内でしっかりと共有しましょう。
ただでさえSNS運用は成果が出るまで労力と時間が必要です。
自分が目指しているものや成果を明確にしないと、周りから遊んでいる人と思われかねません。
炎上、コンプラ違反リスク
SNSは投稿頻度が高いため、投稿内容からトラブルに発展するリスクが高い点を注意しなくてはいけません。
そもそものコンプライアンス違反、社会倫理から逸脱する投稿は当たり前に注意すべきですが、担当者一人で投稿をしているといくら注意していてもそのリスクは一定以上存在してしまいます。
大企業だけでなく、中小企業も炎上の影響を受けてしまう時代です。
一度の炎上で経営が傾くなんてことも十分に考えられます。
そこで、SNS運用をする時は担当者とは別に、投稿前に法令に違反していないか、炎上するリスクを孕んでいないかを確認するといったダブルチェック体制を整える必要があります。
もちろん、炎上を恐るあまり、当たり前のような話、当たり障りのない表面的な話ばかりを投稿していてもなかなか成果につながらないのでそのバランス感覚は十分に留意しましょう。
ユーザーメリットのある投稿
結局はSNSにおいて成功の可否は「何を投稿するか」によって決まります。
大きく大別すると下記のようなコンテンツがSNS内で評価が高いです。
・自社独自で調査した内容の公開
・時事ネタに対する意見、考察
・共感を生むエピソードや物語
・可愛い写真(動物や子供)
これらをいかに自社オリジナルのコンテンツとして昇華できるかがSNS担当の腕の見せ所です。