スマホで見られないページがGoogleから消える?MFIの強制移行について
2020.12.11
SEO
こんにちは。
大阪でWEBコンサルティングとWEB制作をしているワイズオフィスです。
今回はMFIの強制移行について書きたいと思います。
MFIとは
MFIとはモバイルファーストインデックスの略語で、googleが検索アルゴリズムにおいてスマホサイトをページ評価の基準とすることの施策を意味している言葉です。
それまではパソコンサイトとスマートフォンサイトは別のアルゴリズムによって検索結果が決まっておりました。MFIによってスマートフォンの検索アルゴリズムに統合される形になります。2016年から発表され、順次実装されて行っております。
スマートフォンが普及し、20代から50代では、約8割以上の方が保有しております。さらに実際のサイトを閲覧している人の半分以上がスマートフォンから閲覧している状況になってきております。それにともない、スマートフォン閲覧に対応していないサイトより対応しているサイトが評価されていく流れになっていきました。
その結果、どんなキーワードで検索されたときにページを表示するのか、検索順位をどのように位置づけるのかの判断もモバイルサイトを基に行われます。
MFIへの移行
2020年9月からは全てのホームページをMFIへ移行するとGoogle社から発表がありました。
※最近の動向を見る限り2021年3月に延期されたようです。
MFIに移行されることで、PCサイトのみしか持たないサイトは淘汰されることが予想されます。なぜならgoogleはモバイルで閲覧した時を想定してサイトをチェックしているので、モバイルで閲覧した時に大幅崩れを起こしているサイトは不適切なサイトと判断してしまうからです。
モバイル対応していないサイトだけでなく、とりあえず間に合わせでスマホ対応をしているサイトも順位を落としてしまうことが予想されます。
今まではPCを軸に一定の順位を獲得できていたサイトでも、スマホを中心に評価されたときに、その評価が大きく変わってしまう可能性があるからです。
またモバイル対応の方法についても注意が必要です。
モバイル対応には下記の3つの方法があります。
・動的な配信(デバイスの判定によるHTML出し分け)
・セパレートURL(PC・スマホで別々のURL, m-dot)
レスポンシブであれば問題ないのですが、ほかの二つの方法はgoogleから推奨されていないため、順位を落としてしまう可能性があります。