5Gと4Gの違いは何?これから起こる変化について解説します
2020.12.18
社内コミュケーション
こんにちは。
大阪でWEBコンサルティングとWEB制作をしているワイズオフィスです。
今回は5Gと4Gの違いについて書きたいと思います。
5Gとは
さいきん、テレビや新聞で「5G」という言葉を耳にする機会が多くなってきているかと思います。
「新しいスマホの回線のことかな」といったイメージを持っているけど、実際にどんなものかわからないという方に、今回詳しくご説明していきたいと思います。
5Gとは5th Generationの略で第5世代移動通信システムを意味しています。第5世代ということは、第1世代から第4世代も存在しており、現在普及しているのは第4世代となっております。
スマホ関連の情報で多く聞くので、スマートフォンの話と思われている方もいるかもしれませんが、スマホだけでなく無線通信全般に関わる技術となっております。
そもそも世代によって何が違うのかといえば、大きな違いは通信できるデータ容量とスピードの違いです。
その違いによって対応する端末(ガラケーなのかスマホなのか)やできることが大きく進化していくのです。
通信規格の歴史
まずはこちらの画像をご覧ください。
下記より抜粋
https://www.nttdocomo.co.jp/corporate/technology/rd/tech/5g/
第1世代は携帯電話がまだ普及していな時代の通信規格です。
通信できるデータ量がほとんどないため、やりとりは電話しかできませんでした。
そこから携帯電話が普及してきた第2世代、いわゆるガラケーの普及期になりますが、そこで初めてメールというもので文字データのやりとりが可能になります。
第3世代はスマートフォン普及期の通信規格です。携帯端末からインターネットサイトなどを閲覧したり、ゲームなどを楽しんだり、少しであれば動画なども視聴できるようになりました。
そして現在の第4世代、スマートフォンを通して大容量、高速通信が可能になり、高画質のゲームや動画視聴をストレスなくできるようになりました。
世代が一つ上がるごとに通信できるデータ容量が10倍程度レベルアップしているので、端末でできることも大きく変わっていきます。
4Gと5Gの違い
4Gから5Gに進化するにあたって通信できるデータ容量は10倍から20倍以上向上すると言われております。
それによって我々ユーザーはどのようなメリットを感じることができるのでしょうか。
メリットは大きく2種類に分かれます。
今までできていたことがより高品質になる
5Gになることによって、今までできていたサイト閲覧や動画視聴、ゲーム、テレビ電話などのサービスがより良くなると言われております。
どう良くなるのかについては2つあります。
・視聴までのスピードが速くなる
Youtube動画などを視聴する時、視聴するまでの読み込みで時間がかかってしまう経験はないでしょうか。5Gにすることでこの読み込みスピードが格段に速くなります。
・高画質になる
今までは通信できるデータ容量に限界があっため、携帯通信端末での動画やゲームの画質をある程度抑える必要がありました。5Gになることでこの制約から解放され、4Kや8Kなどの高画質映像を楽しむことができるようになります。
今までできなかったことができるようになる
5Gの高速、低遅延、大容量が実現することで、今までは物理的に難しかったサービスを享受できるようになります。
下記がその例です。
・自動運転
・建設機械やロボットの遠隔操作
・リアルタイムでのVR体験
・自由視点で