動画等で企業ブランディングに使われるASMR効果とは?選ばれる理由を解説します。
2021.07.17
デザイン
こんにちは。
大阪でWEBコンサルティングとWEB制作をしているワイズオフィスです。
今回はASMRを活用した企業ブランディングについて書きたいと思います。
Contents
ASMRとは
ASMRは最近のYouTubeの動画などでよく出てくるキーワードです。基本的にYouTubeの動画といえばバラエティ的な面白企画やポップソングのミュージックビデオなどが多いと思いますが、それと匹敵するほどのコンテンツとしてASMRコンテンツがあります。
言葉の意味としては「Autonomous Sensory Meridian Response」の略語で、和訳すると「自律感覚絶頂反応」という意味になります。これだけ聞くとあまりよくわからないですが、イメージとしては効いていてなんとなく心地よい、気持ちのいい状態のことを指す言葉です。例えば女性のささやき声、自然(雨や風、鳥の鳴き声)など、聞いていて落ち着く、心地よい音を提供するコンテンツをASMRコンテンツとカテゴライズしている様です。
日本では元々はニコニコ動画などで、ユーザー同士が投稿しあって楽しむコンテンツでしたが、近年ではその注目度から企業などもブランディングなどに活用するケースが増えてきております。
ASMRを活用した企業プランディング
AMSR自体、最近普及し始めているコンテンツのため、その手法や効果については試行錯誤の中進められています。
その中でも企業ブランディングにうまく活用している事例が出てきております。
シャネル
IKEA
これらの動画の特徴としてサービスを作成したり、利用したりするときの「リアルな音」を表現している点が挙げられます。
CMなどでの作られた音ではなく、「日常の音」を聞くことによって、そのサービスの体験をリアルに感じ取ることができ、そのサービスのブランド体験を提供することができます。
そして、もう一つは映像コンテンツによるプロモーションがめずらしくなってきている現代において、視覚において差別化を図るのではなく、聴覚によって差別化を図る手法が模索され始めてきている点もASMRが活用される大きな容易であると考えられます。
ASMRはまだまだ手法としては確立されておりませんが、他企業との差別化を図る意味で非常に強いコンテンツになるでしょう。
ちなみにサービスの作成、活用の音ではありませんが、あのアップルがASMRの専用チャンネルを作成しました。こういったブランディングの手法もある様です。