ユーザビリティを向上させて、ホームページの離脱防止、CVR向上させましょう。
2021.08.23
デザイン
こんにちは。
大阪でWEBコンサルティングとWEB制作をしているワイズオフィスです。
今回はホームページ制作の見積もりについて書きたいと思います。
Contents
ユーザビリティとは
ユーザビリティとは「使う」を意味する「use」と「能力」を意味する「ability」を合わせた造語です。一般的には「使いやすさ」を意味することが多いです。
当然ながら「使いにくい」ホームページで貼れば、せっかく訪れたユーザーもコンバージョンすることはありませんし、すぐに離れていってしまいます。
そのためホームページを制作、運用する際には、ただデザインをかっこよく作るのではなく、「使いやすさ」つまりユーザビリティを上げていくことが重要になっていきます。
ユーザビリティの第一人者であるヤコブ・ニールセンによれば、ユーザビリティの大きな要素は以下の5つです。
効率性 (Efficiency)
一度ユーザーがそのシステムを習得すれば、2度目以降は素早く使用できる操作設計がなされているか、という点です。つまりユーザーの効率的なサイト活用を補助する観点です。
学習のしやすさ(Learnability)
初めてのユーザーでも一通りの操作ができるか、という点です。誰でも簡単に操作方法が理解できるような仕組み作りがこれにあたります。
記憶しやすさ(Memorability)
しばらく使っていなくても、またすぐに使用できるか、という点です。たとえば閲覧履歴や、閲覧済みのリンクが異なる色で表示されることがこれに当たります
エラー発生率(Errors)
システムのエラー発生率を低くすることです。エラーを起こしにくくするほか、もしエラーが発生しても簡単に回復できるように、という点です。また、致命的なエラーが起こらないようにすることもこれにあたります
満足度 (Satisfaction)
ユーザーがシステムを快適に利用できるようにする、という点です。操作に問題なく、楽しく利用できるようにする、という観点もこれに当たります。
ユーザビリティの改善プラン
導線の改善
リンクが見つけにくい、いきたいページになかなか辿り着けない。そういったサイトはユーザーが離れていってしまいます。そこで簡単でわかりやすいサイトのリンク導線が重要になっていきます。特にお問い合わせなどのCVボタンなどはなおさらです。
メニューの内容を整理して、ページ数が多い場合にはメガメニュー(ホバーすると下層がプルダウンしてくる)を実装するなども良いでしょう。
他にも追従式のボタン、メニューなどを実装する方法もあります。追従式であればスクロールをしてもついてくるのでどんな時でもリンク移動が可能になります。
可読性の向上
コンテンツ、文字の認識のしやすさ、可読性も非常に重要です。
「文字と背景の色がミスマッチしていて読みづらい」「文字が小さすぎる、サイズがバラバラ」「コンテンツ間の余白が少ない」といった理由でコンテンツがみづらくなることがよくあります。
改善方法はそのまま下記の方法が良いです。
- 文字と背景のコントラストをはっきりさせる
- 文字サイズ一定のルールに基づいて整理する
- コンテンツ間の余白は一定のルールで十分に取る
メタファーとアイコン
ユーザビリティにおけるメタファーとアイコンとは、操作や操作した結果を一目でわかるような絵や図で表すことを指します。デザインにおいて、現実の世の中に存在するものにたとえることもこれに当たります。
たとえば、検索において虫眼鏡のアイコンを用いたり、ホームに戻るために家のアイコンを用いたりすることがこれに当たります。何ができる機能なのか、理解しやすくするための工夫です。