ホームページの修正時に気を付けたいキャッシュについて
2022.06.08
運用
こんにちは。
大阪でWEBコンサルティングとWEB制作をしているワイズオフィスです。
今回はホームページの修正時に気を付けたいキャッシュについて書きたいと思います。
キャッシュとは
キャッシュとは「貯蔵所」「隠し場所」という意味を持ち、一度読み込んだ内容・情報を一時的に保存しておくことで、次回閲覧する際に素早く読み込めるようにするための方法のことを表します。
よく「キャッシュクリアしてください」「キャッシュの影響です」といった形で悪影響のあるもののイメージが強いですが、キャッシュのおかげで過去に閲覧したサイトを再表示させるときなどに、処理効率を高めて負荷を下げることに貢献しています。
キャッシュはいろんなところにありますが、代表的なものでブラウザキャッシュがあります。つまりGoogle chromeやsafariなどにキャッシュがそれぞれ補完されていると覚えておくと良いと思います。
ただし、一時保管所なので、永続的にデータが残るわけではないですし、簡単に削除することができる点も注意が必要です。
このキャッシュですが、ホームページ制作時に問題の原因になることがあります。
クライアントに依頼されて修正したのち、クライアントに確認していただく際に、「治っていないじゃないか!」とご指摘をいただくのです。
これこそキャッシュが原因のケースが大半です。
キャッシュの影響でクライアントのブラウザ上では修正前のデータが表示されており、修正した箇所が治っていないように見えるのです。
解決するためには、キャッシュを削除する必要があります。
これを一般的にキャッシュクリアと呼ぶこともあります。
キャッシュの削除方法
キャッシュの削除方法はデバイス、ブラウザによって異なります。
iOS版Safariの場合
・ホーム画面から[設定]を選択します。
・[Safari]を選択します。
・[履歴とWeb サイトデータを消去]を選択します。
・確認画面が出るので、[履歴とデータを消去]を選択すると、キャッシュが削除されます。
Android版Google Chrome
・Google chorme右上の[その他アイコン]を選択します。
・[設定]を選択します。
・[プライバシーとセキュリティ]を選択します。
・[閲覧履歴データの削除]を選択します。
・削除したいデータの期間を選択します。
・「キャッシュされた画像とファイル」にチェックを入れ、ほかのチェックを外します。
・右下の[データを削除]を選択すると、削除されます。
PC版Google Chrome
・[Google Chromeの設定]アイコンをクリックします。
・[設定」から[詳細設定を表示]を選択します。
・[プライバシー]内で[閲覧履歴データの消去]を選択します。
・[キャッシュされた画像とファイル]チェック・ボックスを選択します。消去する期間を選択します。
・[閲覧履歴データをクリアする]をクリックします。