「訪問者数」と「ユニーク訪問者数」はどう違うのか?詳しくご紹介します。
2022.11.02
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こんにちは。
大阪でWEBコンサルティングとWEB制作をしているワイズオフィスです。
今回は訪問数とユニーク訪問者数について書きたいと思います。
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ユニーク訪問者数とは
ユニーク訪問者数とは、指定期間におけるサイトへの訪問者の総数のことを指します。ユニークとは「重複しない」という意味で、指定期間においては1ユーザーが何度訪問しても一人としてカウントされてしまいます。指定期間は観測時に設定でき、1日ずつなど計測開始後であれば自由に設定することができます。
なお、ユニーク訪問者数はユニークユーザーとも呼ばれ、UUと略すことも多いです。
一般的にユニーク訪問者数はマーケティングにおける指標とされ、自分のサイトがどれほど多くの人に閲覧されているかを確認することができます。
また、昨今導入された新しいGoogleアナリティクス(GA4)ではユニークユーザーとは別に新規ユーザー数という考え方が導入されております。この新規ユーザーは設定した観測期間とは関係なく過去2年間に一度でもアクセスしたユーザーは除外されてしまいます。つまり過去2年において初めて訪れたユーザーを新規ユーザーと呼ぶことになります。一方一度でもすでに訪れたユーザーはリピーターという扱いになります。
訪問者数とユニーク訪問者数の違い
ユニーク訪問者数に対して訪問数(セッション)という考え方があります。これは人の計測ではなく訪問した回数を計測する考え方です。指定期間において、あるユーザーが複数回サイトを訪問するケースもあると思います。ユニーク訪問者数の考え方においては、指定期間において何度訪れようがカウントは1のままです。一方で訪問数‘(セッション)は訪問ごとにカウントされていきます。
例えば、AがあるWebサイトに2回訪問し10ページを閲覧。一方、Bが1回訪問し5ページを閲覧したケースでは、ユニーク訪問者数は2、訪問数(セッション)は3になります。1人のユーザーがPCで1回、スマートフォンで1回アクセスした場合であっても、基本的にユニーク訪問者数は1のままです。ちなみにPCとSPとでどのように同一人物と判断するかについてはブラウザやそれに付属したアカウント機能を利用します。
ここで注意が必要なのが訪問者数という言葉です。この言葉は異なる2つの意味で使われるケースがあり、混乱を招きがちです。
訪問者数とユニーク訪問者数を並列して表現した場合、訪問者数=訪問数と考える形になります。訪問数はのべ訪問者数とも言えますので、略してそのような表現になったものと思われます。
一方で訪問者数と新規訪問者数を並列して表現した場合、おそらくはユニーク訪問者数を訪問者数と意味することになるでしょう。そのユニーク訪問者数のうち過去2年で初めて訪れたユーザーを新規訪問者数となります。
単独で訪問者数と表現している場合は訪問数(セッション)を意味しているのか、ユニーク訪問者数を意味しているのか注意が必要です。