サジェストとは?Google検索とサジェストについて詳しく解説します。

2022.11.09

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こんにちは。
大阪でWEBコンサルティングとWEB制作をしているワイズオフィスです。

今回はサジェスト対策について書きたいと思います。

サジェストとは

サジェストは、英語の「suggest」の意味の通り、入力された情報からキーワードを「提案する」機能のことです。サジェスト機能は、Googleを始めとしたさまざまな検索エンジンに導入されています。詳しくは後述しますが、サジェストはそのときのユーザーニーズに沿って表示されるものであり、ユーザーの検索意図の理解にも非常に有用です。

Googleによる、サジェストが行われる基準は4つあるとされております。

検索するユーザーの位置情報

Googleはユーザーの現在の位置情報を取得し、サジェストを取得した位置情報に最適化します。特に、飲食店や宿泊施設など、検索時に場所の情報が重要なキーワードを入力した場合、ユーザーの位置情報を反映したサジェストが返されるようにアルゴリズムが組まれています。

ユーザーの属性

過去に検索したキーワードが、サジェストに表示されることもあります。Googleの検索エンジンは、ユーザーが過去に検索したキーワードを記憶する仕組みになっています。過去に検索されたキーワードはユーザーの関心が高いとみなされ、結果サジェストに表示されやすいです。これらアルゴリズムにより、ユーザーは興味や関心のある情報をいち早く入手できます。

月間検索ボリューム

検索ボリュームとは、1つのキーワードが全ユーザーから検索された回数のことです。検索ボリュームの多いキーワードは多くのユーザーからの関心が集まっていると判断されるためサジェストに表示されやすくなります。Googleはユーザーの利便性を追及するために日々アップデートを重ねるので、月間検索ボリュームによるサジェストは日々変化します。

キーワードのトレンド

トレンドとは、ニュースやイベントなど、リアルタイムで話題になっている事柄のことです。サジェストは、基本的に上記の3項目によって決定されます。しかし、一時的であっても急激に多く検索されているキーワードに関しては、ユーザーニーズが高いと認識されサジェストに表示されます。トレンドによるサジェストは一時的にユーザーニーズに応えるものであるため、ほとんどの場合は長期に渡って維持されません。

サジェストの汚染と対策

サジェスト汚染

サジェスト汚染という言葉があります。自社名や自社ブランドが検索エンジンのサジェスト(ヤフーの入力補助機能、グーグルのオートコンプリート)が風評を連想させるネガティブキーワードで汚染されている状態のことをいいます。これらをポジティブなキーワードの対策をすることで上書きすることができます。

サジェスト対策

基本的にサジェスト対策として考えられる手法は、希望のキーワードにおいて繰り返し検索していく方法が考えられます。ただし、同じデバイス、同じ位置でやり続けてもあまり意味がありません。複数のデバイス、複数のエリアから検索する必要があります。

そのため、個人で実行することは現実的ではないと言われており、専門の業者に任せるケースが多いです。特にサジェスト汚染対策などは短期間で成果を出していく必要があるので、専門の業者に依頼して人海戦術をしていくことが有効と考えられます。

 

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