「近くの〇〇」という検索ワードで上位表示させるには
2022.12.07
集客・求人
こんにちは。
大阪でWEBコンサルティングとWEB制作をしているワイズオフィスです。
今回はローカルSEOについて書きたいと思います。
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「近くの〇〇」の検索の仕組み
現在検索のニーズも多様化しており、今現在いる場所から近い飲食店や病院、駐車場を探す目的で「近くの○○」と検索するユーザーも増えてきております。
実はこの「近くの○○」と検索するユーザーはマーケティング上非常に重要です。例えば「歯科医院」と検索するユーザーより、「近くの歯科医院」と検索するユーザーの方が、来院する可能性が高く、しかも即時性も高いからです。あとで行こうと思っているレベルで「歯科医院」と検索したユーザーは、その後忘れてしまうかもしれませんし、別の解決方法が見つかってしまうかもしれません。その意味でニーズが熱いうちの検索結果というのはマーケティング上強い意味を持つのです。特に飲食店、病院、美容院、小売店、整体・治療院、弁護士・会計士などの士業といった地域との関係性が深い業種を検索した際には大きな意味を持つでしょう。
この様なユーザーのニーズに合わせてGoogleの検索機能も進化しており、ユーザーの現在位置をある程度特定し、それに合わせた検索結果を出力できる様になってきております。
その仕組みをローカライズといい、その方法はいくつかあります。
ユーザーのIPアドレスから特定する方法
インターネットをする際に固有のIPアドレスという住所の様なものが決まっております。これはある程度地域によって固定されているため、そのIPアドレスから逆算して地域を特定することができます。その仕組みを利用して検索結果をローカライズしていきます。
GPS情報
携帯電話であればGPS機能を持っている機種がほとんどなので、そのGPS機能を利用して位置情報を特定できます。
携帯電話の基地局電波
これも携帯電話のみの仕組みですが、携帯電話は移動しながら電話をするために、圏外の場合を除き常に近くの基地局と通信を行っています。
この情報を参照することで携帯電話が現在ある地域を特定できます。
「近くの〇〇」の検索で上位表示させるには
「近くの〇〇」という検索で上位表示させるにはローカルSEOを強化していく必要があります。ローカルSEOの強化方法についてここでは解説します。
まずはベースとなるワードのSEOを強化する
どんなにローカルSEO単体で強化しても、ベースとなる◯◯というワードでの対策がしっかりとできていなければ、あまり意味がありません。まずはベースとなるワードでのSEOをしっかりと対策しましょう。
NAPを明確にする・統一する
あまり聞きなじみのない単語かと思いますが、NAPとは「Name」「Address」「Phone」の略で会社名・住所・電話番号のことです。
これらの基本情報をホームページに正しく公開すること。インターネット上に公開されているこれらの情報を全て統一することが重要です。
基本的なことだと思われる方も多いと思いますが、例えば「99番地の1」という表記と「99-9」といったように意味は同じでも表記の揺れがあるなど意外と統一されていないことが多いため、ぜひこの機会にご自身のホームページをご確認下さい。
会社・店舗のサービス・事業の内容を明確にする
ローカル検索対策を行う場合、Googleにホームページの「地域」+「サービスまたは事業内容」がなんであるかを正確に伝える必要があります。
サイトのタイトルについてもただの「株式会社●●」よりも「沼津の駅前旅館●●」や「静岡のトンコツラーメン屋●●」のように地域と具体的なサービス内容が入っていることが望ましいです。
Googleマイビジネスに登録する
GoogleマイビジネスとはGoogleの無料のサービスであり、登録することで店舗や会社のさまざまな情報を一元管理できるツールで、イメージ的にはFacebookページのGoogle版のようなものです。
もともとはGoogleプレイスとGoogleプラスを統合してできたサービスのため、GoogleマイビジネスよりもGoogleプレイスの方が聞きなじみがある方が多いかもしれません。
Googleマイビジネスに登録することでGoogleマップに店舗や会社の名称・電話・住所・営業時間・URLといった情報を正確にGoogle伝えることができます。
また、店舗名や会社名で検索した際に検索結果に周辺の地図や登録してる電話や住所といった情報が表示されるというメリットもあります。