店舗のパソコンを用意する時に考えるべき3つのポイント
2020.01.21
電話、メールサポート
こんにちは。
大阪でWEBコンサルティングとWEB制作をしているワイズオフィスです。
今回は店舗に設置するパソコンを選ぶときのポイントについて書きたいと思います。
Contents
はじめに
IT技術が普及している現代において、どのようなサービスにおいて運営上PCは必要不可欠になりつつあります。
現在はスマートフォンという便利なデバイスがあるので、簡単なコミュニケーションであればパソコンがなくても対応できますが、資料作成や複雑な情報のやりとりをする場合は、パソコンでないと不便です。
ただし、どのようなパソコンを選べばいいのか、普段ITを使わない方には難しい場合もあるかと思います。そこでパソコンを選ぶときの基礎知識やポイントをここで解説していきます。
パソコンの種類と基礎知識
デスクトップパソコンとノートパソコン
パソコンはその形状から大きく分けて「デスクトップパソコン」「ノートパソコン」の2種類があります。
- デスクトップパソコン
- その名の通り、机などに固定した形で設置するパソコンのことを指します。基本的に動かすことを想定していないので、画面などは大きいものも多いです。
※基本ノートパソコンは15インチぐらいまでだが、デスクトップパソコンは20インチ以上の画面が主流になっています。また、本体以外のパーツ(画面、マウス、キーボードなど)を買い換えることができるのもデスクトップパソコンの魅力です。
- ノートパソコン
- ノートパソコンは、持ち運ぶことを想定して作られたパソコンです。
そのため持ち運びやすさも重要な要素であり、まさにノートサイズ(A5サイズ程度)のノートパソコンも多いです。
パソコンの性能を示す主な用語
- OS
- Windowsやmacといったパソコンの操作をするための基本的なプログラムです。
- CPU
- 中央演算処理装置(Central Processing Unit)といい、パソコンの処理能力を決める最も基本的な装置です。パソコンの脳とかんがえていただいて良いと思います。これの性能が良いほど、パソコンのスピードは速くなります。
有名なブランドとしてintelの「core i3」「core i5」などがあります。
- メモリ(RAM)
- こちらもパソコンのスピードを決める重要な装置です。
一般的にパソコンの中の作業台と呼ばれており、この性能が良いほどCPUの処理効率があがり、スピードが上がります。
現在の主流は4GB〜8GBと言われております。
- 内蔵ストレージ
- パソコンの記憶領域であり、データを保管する倉庫のようなものです。このストレージのサイズが大きければ多いほど、多くのデータを保存しておくことができます。
またパソコンは、倉庫の使用割合が半分を超えたあたりから作業効率が下がっていきます。よって倉庫の容量が大きければ大きいほど、使っていく中での作業スピードは下がりづらくなります。また、ストレージにはHDD(昔から使われているもの)とSSD(新しい技術)があります。HDDの方が衝撃で壊れやすく、スピードが遅いですが、安価です。
SSDの方が高価ですが、衝撃に強く、スピードも早いです。
パソコンを選ぶときのポイント
パソコンは消耗品です。どんなに丁寧に使ったとしても5年以上全く問題なく利用していくことはなかなか難しいです。ある程度したら壊れてしまうことも想定して、自分に必要な性能のものを、適正な予算で購入することをおすすめいたします。
持ち運ぶ必要があるかないか
仕事をする上で、持ち運ぶ必要性が出てくるのか
それによって「デスクトップ」か「ノートパソコン」か、選ぶパソコンが決まっていきます。
また、持ち運ぶことを想定してノートパソコンを選ぶとしても、移動距離の問題もあります。店舗外にも持ち運ぶことがある場合、小型のノートパソコン(13か14インチ)を選ぶ必要があります。一方店舗内を移動するぐらいであれば、ある程度大型のノートパソコン(15か16インチ)でも構いません。ノートパソコンにおいては大型のものの方が、画面が見やすく、比較的安価なことも多いです。
性能と予算
当たり前の話ですが、性能が高いパソコンであればあるほど、価格も高くなります。
ただし、ほとんどの店舗パソコンにおいて高い性能は必要ないことが多いです。
例えば簡単な資料作成や事務処理などであれば、今流通しているほとんどのパソコンで問題なく行えます。5万円程度で販売されているもので十分機能します。それこそ10万円以上もするパソコンを購入することは、必要以上の性能である可能性が高いです。
※中古でいいかということは別問題です。古いパソコンはそれだけ壊れるリスクも高いです。
一方で特殊な業務が必要になる場合は、それに応じた性能が必要になります。
デザイン関係の業務がある場合は、CPUやメモリなど一定の性能が必要になりますし、医療関係の特別なアプリケーションになる場合はOSがmacでないといけないもあります。
銀行との取引ではwindowsのIE(インターネットエクスプローラー)などでしか操作できないというケースもあります。
自分に必要な業務を整理して、必要な性能と予算を見極めて行ってください。
バックアップ
冒頭でも記載しましたが、パソコンは常に故障してしまうリスクが存在しています。
どんなに性能が良いパソコンでも、急に故障してしまうこともあります。
そんな時に大事なデータも一緒になくなってしまうことは、パソコンの故障以上の問題になりかねません。そこで、常にデータをバックアップする環境を用意しておくことをおすすめいたします。
データをバックアップする方法は主に下記の2種類があります。
- 外付けHDD(SSD)
- パソコン本体の内臓ストレージ以外に、別に設置できる保存端末を用意してバックアップを取っていくことができます。
https://www.buffalo.jp/contents/topics/knowledge/safety/backup.html
技術が進化しており、自動で定期的にバックアップを行ってくれるアプリケーションや、無線LANでバックアップをしてくれる方法もあります。
また、大容量化、低価格化がすすんでいるため、パソコン内のデータ全てを保存しておく場合は、こちらの方法がおすすめです。
- クラウドストレージサービス
- ネット上にパソコンのデータを保管してしまう方法です。この方法は複数の端末やスマホなどともデータを共有できることもメリットです。現在はストレージサービスが非常に多くあり、小規模の容量であれば無料のものもあります。
ただし、大容量のものを求めるとなると、それなりの予算がかかってしまいます。
主要クラウドストレージサービス
・dropbox・onedrive
・Googleドライブ
まとめ
いかがでしたでしょうか。
パソコンには多くの種類があり、正直迷ってしまう方も多いと思います。
安くて良いパソコンが欲しいけど、どうやって探したら良いかわからないというかたはこちらの記事を参考に探してみてください。
それでもなかなか決められないというかたは当社にご相談ください。