CMSって何?有料のものと無料のものの違いとは。
2020.01.24
運用
こんにちは。
大阪でWEBコンサルティングとWEB制作をしているワイズオフィスです。
今回はホームページを制作するときのCMSについて書きたいと思います。
Contents
CMSとは
CMSとはContents Management System(コンテンツ・マネジメント・システム)の略称で、ホームページの管理、運用をするためのシステムです。
通常ホームページの更新は、HTMLやCSSといった専門的な言語の知識を必要としますが、CMSを導入することによってそれらの知識がなくても更新ができるようになります。逆にCMSを導入していないサイトは、修正、更新をするたびに、専門知識のある制作会社に依頼をしなくてはいけません。ブログの運用なども自サイト内ではできず、他社サービス(アメブロや楽天ブログ等)に頼らざる得なくなります。
ホームページを自社の資産として、しっかりと管理、運用をしていくためにはCMSは必須のツールと言えます。
運用コストを抑えつつ、迅速な情報発信ができる
更新作業を制作会社に委託せずにすむので、外注コストを抑えることができます。また現在のサイト運用はスピードが求められており、CMSの導入によって必要な情報を迅速に情報発信することができるようになります。
サイトの更新頻度を高め、SEOに有利になる
サイトの更新頻度を高めることによって、訪問したユーザーから生きているサイト、最新の情報を発信してくれているサイトと認識してもらえるようになります。また、高い更新頻度はSEOにも効果的です。
どこでも更新できる
インターネット環境とPCかスマホがあれば、どこでも更新できるのがCMSの魅力の一つです。アカウントさえあればどの端末からでも更新できるので、複数人での更新も可能です。
主要CMSサービス
WordPress
【価格】無料
WordPressは世界で最も普及しているCMSです。無料のテンプレートにより簡単にサイト構築をできる上、機能追加をするためのプラグインの種類も豊富です。
自身でサーバー、データベースを用意する必要があるので、導入の際は制作会社のサポートを必要とする場合があります。
Movable type
【価格】有料
日本メーカーが開発したCMSで、日本ではWordPressの次に普及しています。様々なプランが用意されており、クラウド型(サーバーを別に必要としないタイプ)で提供されているサービスもあります。国内メーカーが製作したCMSで有料のため、信頼性の高い保守サポートが期待できます。
Jimdo
【価格】無料、有料の両プランあり
Jimdoは簡単にホームページを構築できることに強みを持ったクラウド型CMSです。クラウド型なので、別途サーバーを契約し、設置する必要もありません。無料版はKDDIの広告枠が入ってしまいます。
グーペ
【価格】有料
Jimdo同様に簡単にホームページを構築することに強みをもったCMSです。Jimdoに比べると個人利用よりも商用利用に適したデザインが多いです。こちらもクラウド型のCMSになるので、導入は比較的簡単です。
結局どれを選べばいいのか
いろいろ情報を聞いても、結局どのCMSを選べば良いか悩んでしまわれると思われます。
「独自のデザインでしっかりと集客をしていきたい」という方であればWordPressがおすすめです。最初に製作会社に依頼をしてサイト構築をする必要がありますが、テンプレートではなくオリジナルデザインを制作できるメリットは大きいです。
また、豊富なプラグインがあり、サイト運用をする上で機能を拡張できるメリットも大きいです。目的に合わせて自由にサイトを成長させていくことができるからです。
一方「とにかく名刺がわりに簡易的にサイトを設置したい」という方であればグーペがおすすめです。豊富なテンプレートの中からお好きなものを選んでいただき、あとは簡易的な情報を入力していくだけでどなたでもサイトを構築できます。サイト制作を外注する必要がないので、構築時のコストは製作会社に依頼するよりは抑えることができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
正直CMSは千差万別ありますが、それぞれメリットデメリットが存在しています。
自社にマッチしたものがわからない場合は、ぜひ当社までご相談ください。