インターネット接続の仕組み

2020.04.20

社内コミュケーション

  • #インターネット

こんにちは。
大阪でWEBコンサルティングとWEB制作をしているワイズオフィスです。

今回はインターネット(固定回線)の接続について書きたいと思います。

インターネット接続の仕組み

はじめに

現在、仕事をする上でも、プライベートでもインターネットは不可欠な存在になっております。ただ、広く普及した現代でも、インターネットの初期設定は少しややこしい場合がございます。そこでインターネットの仕組みについて、簡単に解説したいと思います。

回線の種類

冒頭に「固定回線」と書きました。これは、スマートフォンに搭載されているSIMを通しての通信と区別するためです。現在、一インターネットをするためには、家に物理的な回線を設置する「固定回線」を使うか、SIMを通して「携帯電話回線」を使うかのどちらかが一般的です。

ただし、パソコンなどの大量のデータをやり取りする端末では、通信容量に制限がある携帯電話回線はあまりお勧めいたしません。

固定回線の種類

固定回線にも種類があります。

光回線

現在において、最も速くインターネットを利用する方法です。
ただし、光回線の中でもその方式によって、光回線のスピードをそのまま活用いただけない場合がありますので、ご注意いただく必要があります。
現代は基本的に光回線が普及しており、建物までは基本的に光回線が届きます。ただし、集合住宅が多い日本では、その中で、そのまま光回線を使う場合と別の回線になる場合に分岐して別の回線になってしまうのです。

光回線方式
お部屋まで光回線がつながっており、光回線をそのままご利用いただけます。この方法がもっと通信スピードが速くなります。
VDSL方式
集合住宅内の集合装置(集合型回線終端装置)までは光回線になっておりますが、そこから各お部屋に分岐する段階で固定電話回線に変換されます。固定電話回線は光回線に比べると利用できるデータ容量が少ないため、通信速度は一般的に遅くなります。
LAN方式
VDSL方式同様、集合住宅内の集合装置(集合型回線終端装置)までは光回線になっておりますが、そこから各お部屋に分岐する段階でLAN回線になります。速度はやはり光回線に比べると落ちてしまいます。VDSLとの違い、モデムが必要ありません。

ケーブルテレビ(CATV)回線

その名の通り、ケーブルテレビの回線を利用してインターネットをいたします。光回線に比べるとスピードは遅いですが、テレビ利用料金とセットで支払う場合には、利用料金を抑えることができます。

インターネット接続に必要なもの

1、通信会社(回線事業者)との契約

まず通信会社(回線事業者)と契約が必要になります。一般的に「フレッツ光」や「J:COM」などが有名ですが、最近は新規参入会社が増え、「ドコモ光」「au光」「ソフトバンク光」などもよく耳にします。

ご自宅にあった会社をご契約してください。

この契約後に、ご自宅に回線がない場合には、回線工事が必要になります。
すでに回線がある場合でも、問題なく利用できるかを確認する工事が必要になる場合がありますのでご注意ください。

2、プロバイダの契約

通信会社(回線事業者)との契約だけでは、インターネットを利用することはできません。回線を通してインターネットに接続をさせる接続事業者である「プロバイダ」との契約が必要です。
ただし、昨今は、通信会社(回線事業者)との契約の際に、プロバイダとの契約がセットになっている場合がございます。通信会社(回線事業者)との契約時にしっかりとご確認ください。

3、モデムの設置

通信会社(回線事業者)と契約をすると、モデム(場合によってはルーター)と呼ばれる通信機器が送られてきます。そちらと接続すればインターネットを利用できるようになります。ただし、ご自宅でwifiをしたいという場合は後述するルーター(無線機能付き)が必要になりますのでご注意ください。

4、ルーターの設置

ご自宅で複数の端末でインターネットを利用したい時、無線(wifi)で接続がしたい時、モデムとは別にルーターという機器が必要になります。これは一つの回線を複数に分配させる機器で、同時に無線機能も持っているルーターは現在多くあります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。ご自宅や事業所でインターネットを接続する際の参考にしていただければと思います。自分たちに最適なプランが何なのか、当社ではそう言ったご相談も対応可能です。ぜひご連絡ください。

 

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