2021年4月8日行われた「Product Review Update」について解説します。

2021.07.30

SEO

こんにちは。
大阪でWEBコンサルティングとWEB制作をしているワイズオフィスです。

今回は2021年4月8日行われた「Product Review Update」ついて書きたいと思います。

「Product Review Update」とは

日本時間の2021年4月9日、GoogleはProduct Review Update(プロダクトレビューアップデート)と呼ばれるアルゴリズムの更新をおこないました。

Google Search Centralの公式Twitterには、プロダクトレビューアップデートによって、「より詳細で深い調査をもとに書かれた製品レビューを高く評価する」と投稿されています。

既に英語のレビューコンテンツでは、プロダクトレビューアップデートが適用済みです。
※日本語のサイトは今のところ、プロダクトレビューアップデートの影響を受けていません(2021年4月19日現在)。

世界各国、様々なレビューサイト、アフィリエイトサイト、まとめ記事等が存在しますが、メーカーの製品詳細ページと同様のコンテンツが転載されているケースも多数見受けられます。

Googleはそのような独自性のないコンテンツではなく、レビュアー独自の視点や見解、メーカーのサイトには記載されていないような、ユーザーにとって便利で役に立つサイトを評価するようになるでしょう。

具体的な対策

では具体的にどのようなレビューコンテンツが高品質となるのでしょうか?
Googleからのアドバイスは以下のとおりです。

  • 必要に応じて、商品に関する専門知識を伝えているか。
  • メーカーが提供する情報以外の独自のコンテンツで、商品の見た目や使い方を紹介しているか。
  • 競合商品との差別化要因について説明しているか。
  • 比較対象となる商品を示しているか。または、特定の用途や状況にどの商品が最適か説明しているか。
  • 調査に基づいて、特定の商品のメリットやデメリットについて述べているか。
  • 以前のモデルやリリースから商品がどのように改善され、問題点が解消されたかなど、ユーザーの購入決定に役立つ情報を提供しているか。
  • 商品が属するカテゴリの主な意思決定要因と、その分野での当該商品の性能を明らかにしているか。たとえば、自動車のレビューでは、燃費、安全性、運転のしやすさが主な意思決定要因であると判断し、そうした分野での性能を評価します。
  • メーカーからの情報以外に、商品の設計と、それがユーザーに与える影響に基づいて、重要な選択肢を示しているか。

このように、今回のアップデートも今まで同様「ユーザーの役に立つコンテンツを評価していく」Googleの方針の一環のようです。

 

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