著作権侵害に要注意!ホームページに使用できる素材について
2022.02.22
運用
こんにちは。
大阪でWEBコンサルティングとWEB制作をしているワイズオフィスです。
今回はホームページの著作権侵害について書きたいと思います。
Contents
ホームページにおける著作権とは
ホームページにおける著作権について、実は二つの意味があります。
ホームページそのものの著作権を誰が持っているのか問題
ホームページ制作を自社で行っている場合は問題ありませんが、ホームページ制作を外注する場合、通常その制作会社に著作権が帰属してしまいます。その場合は著作権譲渡の契約を結んでおく必要があります。
ホームページに使用される素材が著作権侵害をしていないか問題
ホームページに使用される画像やイラストなど、自社で制作したものであれば著作権に触れることはありませんが、自社外で制作されたものを利用する場合は注意が必要です。
他社が制作したものを勝手に利用すると、著作権侵害をしてしまうリスクがあります。
両方ともホームページにおける著作権として非常に重要な問題ですが、今回は後者について詳しく説明していきたいと思います。
著作権侵害とならない素材について
まずよくある勘違いなのですが、フリー素材を使えばなんでも大丈夫ということはありません。
フリー素材というのは「これを使うときにお金がかかりません」という意味でのフリーであって、なんでも自由に使っていいですよという意味ではないのです。
フリー素材には利用条件というものがあり、その範囲内であれば無料で使っていいですよという形で配布されているに過ぎないのです。
例えばフリー素材画像を扱っていることで有名なぱたくそというサイトがありますが、
この中での人物素材の仕様には利用条件があり、「お客様の声」に虚偽の情報として掲載することなどは禁じております。そういった使い方をすれば、著作権を持つ運営側とトラブルになってしまうことでしょう。
ただし、ホームページのイメージ画像として常識の範囲内で活用する形であれば基本的に問題ありません。
他にも有料素材(ロイヤリティーフリー)というものあり、ライセンス料を支払うことで、該当素材を活用できるようになります。
ただしこちらもなんでも自由に扱えるわけではないのでご注意ください。
一方で完全に著作権フリーの素材というものも存在します。著作権がないもの、著作権の起源が過ぎたものなどがそれにあたります。