中小企業が行っておきたい情報セキュリティ対策
2022.08.03
社内情報管理
こんにちは。
大阪でWEBコンサルティングとWEB制作をしているワイズオフィスです。
今回は中小企業のセキュリティ対策について書きたいと思います。
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中小企業のITリスク
ITは非常に便利な道具である一方で利用する際にリスクが存在します。
そしてそのリスクは大企業だけの問題ではありません。
過去3年間(2018年10月~2021年9月)の間、サイバーセキュリティ上の事故やトラブルを経験した中小企業従業員は 10.5%で、トラブル1位は「ウイルス・ランサムウェアによる被害」、2位は「取引先を装った偽メールによるウイルス 感染」と、ウイルス関連が上位となっています。
ウイルス感染による被害はそのまま営業活動に悪影響を及ぼします。
顧客の信頼を失ってしまう
ウイルス感染によって顧客情報が流出してしまうと、顧客の信頼を失ってしまう可能性があります。特にBtoB企業であれば、取引停止など自社へのダメージは計り知れません。
また失ってしまった信頼はなかなか回復に時間がかかってしまうので、そのまま事業を続けられなくなる場合も少なくありません。
営業・販売活動ができなくなる
ウイルスや通信障害によって社内システムが停止してしまうと、自社サービスが停止してしまったり、営業活動ができなくなってしまいます。
復旧までの間、ほとんどの社員が身動きを取れなくなってしまい、短い期間だったとしても大きな損失を出してしまいます。
セキュリティ対策
デバイスのセキュリティを強化する
まずできるセキュリティ対策としてデバイス自体のセキュリティを強化することです。
業務で使用するデバイスに適切な対策を施すことで自動的に全体の情報漏えいのリスクを低減できます。有効な対策の一例は以下の通りです。
・デバイスにロックを掛ける
・USBメモリーなどの外部保存端末を禁止にする
・ログイン情報(ID・PW)を適切に管理する
・セキュリティソフトをインストールして最新版にアップデートする
・デバイス内のデータを暗号化する
・通信にVPNや閉域網を使用する
社員のセキュリティ知識、意識を強化する
必要なセキュリティ対策を施してルールを策定しても、社員の知識や意識が低いといずれ守られなくなってしまう可能性があります。システムに強固な対策を施しても社員が自らセキュリティホールを作ってしまっては本末転倒なので、定期的な意識向上を図りましょう。
意識を向上させるには、定期的に研修を行ったり実情に応じて対策を見直したりすることが必要です。