2020で外国人客大量到来!外国語対応はできてますか?
2019.12.16
電話、メールサポート
こんにちは。
大阪でWEBコンサルティングとWEB制作をしているワイズオフィスです。
今回は2020年に大量到来が予想される外国人対応について書きたいと思います。
外国人対応の必要性
2020年に東京オリンピックが開催される関係で、大量の外国人観光客の到来が予想されます。
オリンピックに限らず、日本における観光産業(インバウンドビジネス)の重要性は年々高まっていると言われております。
平成30年版観光白書について(概要版) – 国土交通省
https://www.mlit.go.jp/common/001237304.pdf
その中で重要になってくることが、外国人対応です。
「うちは外国語ができる人いないし・・・」
と対応を最初から諦めてしまっては大きなビジネスチャンスを逃してしまいます。
外国人対応についてIT分野からサポートできることも踏まえて書いていきたいと思います。
外国人対応でまず考えること
外国人といっても、いろいろな国があり、言語があり、宗教があります。
その全てに対応することはほぼ不可能です。
自社のサービスにとって想定されるボリュームゾーンを考えていき、対応するターゲットを考えていくことが重要です。
例えば大手家電量販店では「中国語」「韓国語」「英語」での案内が実施されています。これはそれらの言語圏のお客様が多くなってきていることへの対応です。特に爆買いで有名な中国語圏に対しては、各店舗で中国人スタッフを多く配置するなどの対応をとっていることも多いです。
また、飲食店ではハラール対応という言葉があります。これは食事面の戒律の厳しいイスラム教徒でも安心して食事ができるよう、食材、設備、保管、管理者などを所定の要件に合わせていく対応のことを指します。これにより世界最大級の規模を誇るイスラム教徒の方々を顧客として積極的に受け入れることができるようになります。
このように自社のサービスによって、どういった国、言語、宗教の方々を対象にするかを決めていくことが必要になります。
外国人対応のすべき3つのこと
メニューや案内の多言語化
こちらが最初にできて、一番コストがかからない内容です。
ネイティブやプロの翻訳者に依頼して、外国語メニューや案内を作っていただくこともいいですし、そこまでコストをかけられないという場合は、外国語翻訳サイトも無料のものがたくさんあります。
https://translate.google.co.jp/?hl=ja
これがあるだけで、対応の難易度が格段に下がります。
現場のスタッフが言葉を分からなくても、そのメニューや案内がお客様に情報を伝達してくれるからです。
接客の多言語対応
外国のお客様がやってきて、日本語以外の言葉で質問された時にどうすれば良いでしょうか。
確実な方法としては、英語と中国語といった外国語がわかるスタッフを採用すればいいのですが、すべての店舗で実施できる方法ではありません。
ここでもGoogleが提供しているGoogle翻訳というスマートフォンアプリが活用できます。
このアプリは直接打ち込むだけでなく、音声で言葉を認識してくれることが特徴です。
このアプリを介して、外国語のお客様とコミュニケーションをとっていくことができるようになります。
サイトの多言語化
メニューや接客で外国語対応ができても、それだけでは外国人のお客様を集客はできません。
そのためにはWEBサイトを多言語対応させていくことが必要です。
サイトを外国語に対応させることで、その店舗をWEB上で見つけてもらいやすくなる上、安心して来店していただくことができるようになります。
またサイトを多言語化すれば、外国人向けの観光ガイドサイトへの掲載もしやすくなるメリットもあります。
そのため、積極的に外国人観光客を呼び込みたい店舗は、サイトの多言語化は必要になってくるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
弊社でも外国人への集客や対応についてご相談を受ける件数が増えてきております。
他にもIT分野からサポートできる内容は多くございますので、ぜひ当社までご相談ください。