歯科医院がリスティング広告を出すときに気を付けたいポイント

2020.06.27

リスティング広告

  • #リスティング
  • #歯医者

こんにちは。
大阪でWEBコンサルティングとWEB制作をしているワイズオフィスです。

今回は歯科医院とYahoo!広告について書きたいと思います。

歯科医院とYahoo!広告


Yahoo!を利用していて、このような広告を見たことはございませんか。
このような広告をリスティング広告といいます。

リスティングはGoogle広告でも有名ですが、リスティングをされている歯科医院でYahoo!広告を利用されている方もいると思います。
Yahoo!は検索システムを利用できる大手ポータルサイトなので、Google同様、検索を利用するときに表示されるリスティング広告で有名です。

Yahoo!はGoogleに対して、主婦層や高齢者などに強いとされていますので、歯科医院の広告とのマッチングもいいです。

またリスティング自体、検索との相性がいい歯科医院が短期的に即効性のある広告を出すためには有効な方法であるとも言えます。
今後SEOを行なっていきたいけど、どんなキーワードを対策すればいいか分からないという場合に、ワードごとの効果を検証するためにリスティングを活用する事例もございます。

その意味で歯科医院にとってのyahoo!広告は、集客の有効な方法の一つとして考えられております。

Yahoo!広告の広告掲載基準の変更

実はYahoo!広告ですが、12月12日(水)に医療機関の広告掲載基準が変更となりました。

変更内容

変更内容は下記の通りです。

変更前
(1) 日本国内の医療機関であること
(2) 所在地、連絡先の表示があること
(3) 医療機関の治療責任者の経歴(学歴および当該医療機関における勤務、経験年数がわかるもの)を表示すること。医療機関が老人ホームを運営している場合もこれに準じる
(4)公的医療保険が適用されない治療技術が紹介されている場合は、公的保険が適用されない旨または診療金額が表示されていること
(5)医療法および医療広告ガイドラインで規定されている内容を遵守していること
変更後
(1) 日本国内の医療機関であること
(2) 所在地、連絡先の表示があること
(3) 医療機関の治療責任者の経歴(学歴および当該医療機関における勤務、経験年数がわかるもの)を表示すること。医療機関が老人ホームを運営している場合もこれに準じる
(4)医療法および医療広告ガイドラインで規定されている内容を遵守していること

項目だけ見ると減っているので基準が緩くなったと思われる方も多いかもしれませんが、内部的にはその逆となっております。

今後はLP内と広告文・バナー画像に保険が使えないことと、価格の記載が必要になります。
また、パトロール審査や第三者からの指摘によりポリシーへの抵触が確認されると随時審査落ちとなってしまうようです。

対策

従来であればLP内のみの記載でOKだった『公的保険が適応されない旨』と『標準的な費用』を、新たにテキスト広告文・バナー画像内に記載する必要があります。下記、記載必須事項の一例となります。

『公的保険が適応されない旨』
・全額自己負担
・保険証を使用できません
・自由診療…etc

『標準的な費用』
・虫歯の治療◯円
・虫歯の治療約◯円程度
・インプラント治療◯円~◯円…etc

『標準的な費用』は明確な数値の記載が望ましいですが、各サービスごとに費用が変わってくる可能性があるため、「◯円~◯円」「約◯円程度」などの記載でも基本的には問題ないとのことでした。
ただし、「今だけ30%オフで治療可能」「虫歯の治療し放題」など、費用を強調した広告は医療広告ガイドラインで禁止されているため注意が必要です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
基準の中で、有効な広告出稿には結構コツが必要になります。
当社ではリスティング代行を行なっており、お客様のサポートが可能です。

 

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