Windows 10のサポート終了による影響は
2021.10.29
社内情報管理
こんにちは。
大阪でWEBコンサルティングとWEB制作をしているワイズオフィスです。
今回はWindow10のサポート終了について書きたいと思います。
Windows10はいつサポート終了するのか
Windowsを提供しているMicrosoft社の正式発表によるとWindows10は2025年10月14日をもってサポートを終了するとされております。
実はこのサポート終了のタイミングについてはWindows10をリリースした2015年時点に決まっていたと言われております。
サポート終了に伴いWindows10は定期的に行われていた機能更新アップグレードを行わなくなります。
ここで注意していただきたいのは、サポート終了のタイミングでWindows10が「使えなくなる」「うごかくなる」わけではありません。厳密に表現するならば「利用することがお勧めできない状況になる」ということです。
通常Windows10などのOS(オペレーションシステム)は定期的な機能更新アップデートによってその安全性や汎用性、利便性が保たれています。それが行われなくなるということは今まで通り、安全に、便利に利用できる保証ができなくなるということです。
そのため引き続きWindowsを利用するのであれば、新しいOSを導入することがお勧めされます。
Windows10のサポート終了の影響
Windows10がサポート終了になった場合、今利用しているユーザーはいくつかの懸念点が出てくると思います。
OSを入れ直す必要があるのか
まずその答えはYESです。先述した通り、2025年10月を持って現在利用しているWindows10が利用できなくなるわけではありません。ただし引き続き利用することがお勧めできなくなるため、次世代システムであるWindows11を入れ直すかアップデートをしていただく必要があると言えます。
パソコンを買い換える必要があるのか
この回答は利用しているパソコンによります。
基本的にMicrosoft社の発表によるWindows10の利用者には無料でWindows11にアップグレードを行うことが明らかにされています。このアップグレードは2022年前半から順次可能になるとされております。
ただし、全てのWindows10パソコンに対応しているわけではないそうです。Windows11を実装する最低限のハードウェア要件を満たす必要があります。ハードウェア用件とはパソコンの機械自体の性能のようなものです。
具体的なハードウェア要件は下記の通りです。
項目 | 仕様 |
---|---|
プロセッサ | 1GHz以上で2コア以上の64bit互換プロセッサ/SoC |
メモリ | 4GB以上 |
ストレージ | 64GB以上の記憶装置 |
ファームウェア | UEFI、セキュアブート対応 |
TPM | TPMバージョン2.0 |
グラフィックス | DirectX 12 以上(WDDM 2.0ドライバ)対応 |
ディスプレイ | 対角サイズ9インチ以上で8bitカラーの高解像度(720p) |
3) 今まで使っていたソフトは引き続き利用できるのか
こちらも該当のソフトウェアによります。ソフトウェアにも定期的にアップデートがされるものとそうでないものがあります。Windows10がサポートを終了することはすでに発表されておりますので、サポート終了までの期間に該当ソフトの製造会社がアップデートに対応してくれるのであれば、引き続き利用できます。対してアップデートがほとんど行われていないソフトウェアの場合、利用できなくなってしまう可能性があります。