Googleアナリティクス（ユニバーサルアナリティクス）のデータ収集及び使用の終了について

こんにちは。
大阪でWEBコンサルティングとWEB制作をしているワイズオフィスです。

今回はユニバーサルアナリティクス（旧GA）の終了について書きたいと思います。

ユニバーサルアナリティクスの終了

2020年1月にGoogleは次世代のアナリティクスであるGoogle Analytics 4（GA4）をリリースしました。これは旧来のユニバーサルアナリティクス（UA）とは大きく異なる仕様で、現状のWEBやアプリを総括的に解析可能なツールになっていると言われております。

それに伴い今年3月16日に、旧来のGoogleアナリティクスであるユニバーサルアナリティクスのサポート終了が正式に発表されました。「2023年7月1日からは新しいデータ処理はできなくなる」という内容です。つまり現在GA4ではないGoogleアナリティクスを利用しているユーザーは、2023年7月から利用ができなくなってしまうということです。
実際には7月以降も半年ほどアクセス自体はできるようですが、計測はできなくなってしまうため、事実上利用不可となります。

今後の対応

まずはGA4を導入する

まだGA4を導入していない方は兎にも角にも導入をしてください。
ただしここで注意が必要なのが旧来のUAと新しいGA４では計測の仕組みが全然違うのでデータに互換性がありません。旧来のデータを新しいGA４に引き継ぐといったことができないのです。
そのためUAからGA4にアップデートのようなこともできますが、個人的には別の方法をお勧めいたします。
それは旧来のUAを残した状態で、新しいGA4を新しく実装するのです。つまり並行して導入してしまう方法です。これであれば2023年7月まではUAを利用することもできますし、7月以降は導入後の過去データを計測したGA4を利用できます。

今のうちにレポートをエクスポート

UAのサービス終了に伴い、いつかはUAのデータにアクセスできなくなります。
過去に蓄積したデータは立派な資産ですので、なんとしても残しておきたいという方も多いはずです。そこでUAのデータをエクスポート（外部保存）することが推奨されております。

全てのデータをエクスポートすることはなかなか現実的ではありませんが、主要なデータなどは手動でエクスポートしておくことで後で確認することができます。