サイトリニューアルで検索流入が減少。その原因と対処法をご紹介します。

2022.09.14

SEO

こんにちは。
大阪でWEBコンサルティングとWEB制作をしているワイズオフィスです。

今回はサイトリニューアル後の検索流入減少について書きたいと思います。

検索流入減少の原因

まず、そもそも論なのですが、サイトをリニューアルすると一旦検索順位が下落してしまうことはよくある話です。これ自体にそこまで理由がないことも多く、一旦下落した後にまた同水準まで戻ることも多いです。今回はそれ以外の致命的な理由によって下落してしまうケースについて紹介していきます。

タイトルタグなどに変更がある

GoogleはそのページをURLとタイトルタグ、そしてコンテンツによって識別しております。その中でもタイトルタグの重要度はSEOにおいては非常に高く、リニューアルと同時にタイトルタグを変更することで順位が下落してしまうリスクは一定あります。

すでに高い順位を獲得しているページなどは、タイトルタグを変更しないことをお勧めします。

リニューアル前とURLが変わっている

先述しましたが、GoogleはページをURLなどによって識別しております。またGoogleの検索結果はインデックスと呼ばれる辞書のような部分に、サイト情報を登録して、そちらから出力される仕組みです。そのためサイトリニューアルした時にURLを変更してしまうと、まだインデックスには旧サイトのURLが保存されているので、アクセスができなくなり、流入がその分減ってしまうのです。

リニューアル前からコンテンツが減っている

リニューアルによってコンテンツに変更があること自体はある程度仕方ありませんが、コンテンツが極端に減ってしまっている場合、それはサイト自体の質の低下と見做されてしまう場合があります。また、見た目の分量自体は減っていなくても、画像ばかりになってテキストが少なくなった場合でも同様に判断される場合があります。 

検索流入減少の対処法

タイトルタグなどは極力変えない

特に一定の順位を獲得できているページなどはtitleタグを変更しないことをお勧めいたします。併せてh1やdiscriptionも引き継げる良いかと思います。

各下層ページのURLは変更しない

ここはかなり重要で、URL変更によって一時的に落とす流入数は非常に大きな損失になってしまうので、特に理由がない限りはURLを引き継ぐことをお勧めします。

ただしよくあるケースとして旧サイトのURLがidなどの連番になっていて変えざるを得ない時は、変更後のURLに対してリダイレクト処理を設定することで損失を回避することができます。

リニューアル前からコンテンツを減らさない

大まかな考え方としてはコンテンツを減らさないことが重要ですが、リニューアルに際してコンテンツを整理したい場合もあるかと思います。その場合には別ページにコンテンツを退避させるか、ボリュームは減らしても対策ワード数は減らさないなどの対処は必要かと思います。

 

一覧に戻る