【最新版】Googleアナリティクスの使い方
2022.11.30
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こんにちは。
大阪でWEBコンサルティングとWEB制作をしているワイズオフィスです。
今回は最新版Googleアナリティクスついて書きたいと思います。
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最新版Googleアナリティクス
2020年の10月にGoogleアナリティクスがGoogleアナリティクス 4プロパティ(GA4)として、正式にリリースされました。
このGA4は従来のアナリティクスプロパティとの異なり、アプリ内計測とWeb内計測が可能です。加えてGoogleの機械学習モデルを活用した予測機能の導入、プライバシー重視のデータ収集を中心とした機能が搭載されています。
そしてユニバーサルアナリティクスでは、「セッション」や「ページ」を軸に計測をしていましたが、GA4では「イベント」を軸にした計測に変わっています。
これにより、GA4ではセッションがイベントとして計測されます。
このように従来のユニバーサルアナリティクスと比較すると、計測の考え方やレポート画面が大きく変化しています。更に、大きく機能が拡張され、取得できるデータも変化しています。
そこで、この記事ではまだまだ情報が少ない「Googleアナリティクス 4プロパティ(GA4)」について、基本から設定方法まで解説していきます。
GA4の使い方
タグの設置
タグの設置についての考え方は、従来とほとんど変わりません。
GA4でデータを取得するためには、アナリティクスの「プロパティ」内にある「GA4設定アシスタント」から設定(接続)をしていきます。ここからタグを生成してサイトに設置することでGA4の計測が開始されます。
基本的にはグローバルサイトタグ(gtag.js)を発行するか、Googleタグマネジャーを利用する方法がありますが、どちらかお好きな方で構いません。
計測結果の確認
サマリデータを確認する
「レポート」には特に設定しなくても簡単にデータを確認できる機能が用意されています。
例えば以下の図は「ユーザー属性」→「ユーザー属性の詳細」を表示し、年齢別データの表示へ切り替えた画面。GA4で新しくできたエンゲージメント指標などの違いはありますが、UAと比較的近いデータを確認できますね。
ページビュー数を確認する
サイト全体のページビュー数を知りたい場合は「レポート」→「エンゲージメント」画面の他、「設定」→「イベント」からも確認できます。
ページビュー数を指すイベント名「page_view」の発生件数がページビューのため、以下の図では1,421ページビューということ。
イベントを設定する
データ計測がイベント中心に変わったGA4ですが、事前に設定しないと計測できないイベントが多数あります。
探索機能で細かくデータ分析するためにも、自社に必要なデータを検討した上でイベント設定をしておきましょう。イベントを設定する際は「設定」→「イベント」から「イベントを作成」をクリックして設定画面を開きます。