マイクロコンバージョンとは?その設定と活用メリットについてご紹介します。
2023.05.24
運用
こんにちは。
大阪でWEBコンサルティングとWEB制作をしているワイズオフィスです。
今回はマイクロコンバージョンについて書きたいと思います。
Contents
マイクロコンバージョンとは
マイクロコンバージョンとは、その名の通り、通常のコンバージョンより小さい単位で計測する考え方のことを指します。例えばECサイトを運営していた場合、ユーザーの商品購入が最終コンバージョンだとすると、お問い合わせや予約などがマイクロコンバージョンとなります。
コンバージョン自体、サイトのゴールという表現をよくしますが、大きなゴールでのみ計測をしていると、数が少なすぎて良質な評価ができなかったり、分析を深掘りできなかったりします。そこで、中間ゴールとしてのマイクロコンバージョンという考え方が役に立っていきます。
中間のゴールを細かく作っていくことによって、ゴールを多く計測できるので、サイトの過程を細く分析、評価できていきます。
これは単純なアクセス解析だけでなく、WEB広告などで役立っていきます。
マイクロコンバージョン設定方法
マイクロコンバージョンの指標を選ぶ
まずはじめに、マイクロコンバージョンを設定する指標を決めます。お問い合わせや見積もり、資料請求などウェブサイトによってさまざまなポイントがあります。
マイクロコンバージョンの設定をする
指標を決めたら、実際にマイクロコンバージョンの設定を行います。
マイクロコンバージョンの測定結果を確認、分析する
設定が完了したら、測定結果を元に分析を進めます。
マイクロコンバージョンのメリット
課題となるページを発見し、ページを改善してコンバージョン数の増加につながる
マイクロコンバージョンを設定することで、課題となるページを発見でき、そのページを改善することでコンバージョン数の増加につながります。
コンバージョンの母数が少ない場合、コンバージョンのデータだけではサイト内のどこに問題があるか判断ができないからです。
広告運用においては自動入札に必要なコンバージョン数を担保できる
自動入札とは広告運用において、Googleが機械学習を使用して、コンバージョンの数やコンバージョンの値を自動で最適化してくれる機能です。この自動入札においてマイクロコンバージョンの設定は重要です。
なぜなら、マイクロコンバージョンが自動入札において必要なコンバージョン数を補足してくれるからです。
自動入札を用いた広告運用の最適化には、一定のコンバージョン数が必要になります。コンバージョンの数が少ないと、自動入札の精度が低くなるからです。一般的に、Googleでは過去30日間に30件以上のコンバージョンが推奨されています。