美容室がアクセス解析を利用してネット集客力を上げる方法

2020.11.20

集客・求人

こんにちは。
大阪でWEBコンサルティングとWEB制作をしているワイズオフィスです。

今回は美容室がアクセス解析を通して集客力を上げる方法について書きたいと思います。

はじめに

ここではアクセス解析を利用するツールとしてGoogle analyticsを活用することとします。Google analyticsは無料で利用できる世界で最も普及しているアクセス解析ツールです。

Google analyticsの詳しい説明や導入方法などはこちらをご参考ください。
https://wacul-ai.com/blog/access-analysis/google-analytics-method/what-is-google-analytics/

まず設定すべきこと

美容室がアクセス解析を利用して集客力をあげていくためには、導入設定とは別に、いくつか設定しなくてはいけないことがあります。

コンバージョン設定

コンバージョンとはサイトの目標地点、成果指標などを表す言葉で、サイトによって自由に設定できます。

コンバージョンの詳しい説明はこちらをご覧ください。

WEBサイトを作る上で絶対知っておくべきワード、コンバージョンって何?

このコンバージョンをどこに設定するかで、サイトの成果を計測することができます。

例えば、スマートフォンサイトから電話予約するお客様を計測したい場合は、電話ボタンのタップ数をコンバージョンに設定します。
もしくは予約サイトへの遷移をコンバージョンにしたい場合は、予約サイトへのリンククリックをコンバージョンに設定します。
美容室によってどこを成果にしたいかは様々かと思いますので、しっかりと検討した上でコンバージョンを設定してください。

サーチコンソールとの連携

こちらも美容院に限った話ではありませんが、より詳しい流入分析をするためにGoogle Search Console(サーチコンソール)との連携をお勧めいたします。

サーチコンソールとはSEOにおける数値状況を詳しく解析するツールです。

Google Search Console(サーチコンソール)の詳しい説明はこちらをご覧ください。

SEO対策をしているならSearch Console導入は絶対必要!


Google analyticsでは集客メニューからサーチコンソールと連携してより詳しい流入情報を閲覧することができるようになるので、こちらの設定はしておいた方がいいでしょう。

どこを見るべきか

流入分析

どこから流入しているかを分析することで、どの部分の流入が課題となっているかを把握することができます。

どこからきたか丸わかり!アナリティクスの流入元分析

美容室ではSEOだけでなく、ホットペッパービューティーなどのポータルサイトからの流入も想定されます。
また、事項にある行動分析について流入ごとの分析も可能ですので、どこからの流入に課題があるかを調査することができます。

行動分析

サイト内でユーザーがどういった挙動をしているかを把握することができます。
ページごとの離脱率などを把握することで、どのページに課題があるのかもこちらで把握することができます。

コンバージョン分析

最後に最も重要なサイトの成果指標となるコンバージョンについてです。
「まず設定すべきこと」で設定されたコンバージョンを確認し分析することで、サイトの成果がどのように、どれだけ出ているかを把握することができます。

流入分析と組み合わせることで、どういった流入が一番成果につながりやすいかを把握することができます。
行動分析と組み合わせることで、どのページからが最もコンバージョンにつながりやすいかも確認することができます。

どう改善するべきか

まずは全項目にて課題を把握することが第一です。課題によって改善すべきことも異なるからです。

直帰率が悪い

まず直帰率とはサイト流入したユーザーがサイトに訪れたページから回遊せずに、サイトから離脱してしまう割合を指します。そのため低ければ低いほど、直帰率は良いとされます。

直帰率が悪いということは、サイトに訪問したユーザーに意図、求めていることと、サイトコンテンツやデザインが異なっているためであると言われております。
そのため、サイトに訪問したユーザーの意図や求めていることを分析し、それらとサイトコンテンツとのズレを修正することが重要です。

CVRが低い

CVRとはコンバージョン率の略で、サイト訪問者のうち、コンバージョンに至った割合を指します。
コンバージョン率が低い原因はいくつかあります。

直帰率が悪い

直帰率が高ければ、コンバージョンに至るまでもなくサイトを離脱されてしまいます。

サイトコンテンツの訴求が弱い

サイトコンテンツの訴求が弱いと、ユーザーはコンバージョン行動に遷移いたしません。

コンバージョンの敷居が高い

ユーザーがサイトコンテンツに魅力を感じても、コンバージョン作業が面倒の場合、そこにいたらない場合が多いです。

セッション数が低い

セッション数が全ての数値の根源です。サイトに訪問するユーザーがいなければ何もできないからです。
流入分析によって幾つかの課題に分類され、それによって解決策は異なります。

SEOが不十分である

最も多くある原因はこちらです。検索流入を獲得できなければなかなか訪問者数を獲得できません。

広告が最適化されていない

SNS施策

 

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