WEBサイトを作る上で絶対知っておくべきワード、コンバージョンって何?

2020.02.03

集客・求人

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こんにちは。
大阪でWEBコンサルティングとWEB制作をしているワイズオフィスです。

今回はサイト運用で重要なコンバージョンについて書きたいと思います。

コンバージョンとは

コンバージョンとは直訳すると「変換、転換」といった意味になりますが、ITの世界では「WEBサイト管理者が設定した目標地点(行動)」のことを指します。

よくサイト運用の話の中では、アクセスが上がった!SEOで順位が○位になった!という話が目につきがちですが、ただサイトに人がたくさん来ても意味がないことが多いです。
例えばECサイトであれば、商品購入に至らなければ収益になりませんし、店舗の集客サイトであれば、そこから予約や問い合わせが入らなければサイトを作った意味がありません。

美容室来店
そこで、サイト訪問者に対してサイト内でどのようにして欲しいかの目標地点(行動)を決め、そこに誘導していく必要があります。その目標地点(行動)のことをコンバージョンと言います。

サイト管理者が設定する目標地点(行動)は様々なタイプがあります

  • ECサイトにおける商品購入
  • 美容室の電話予約(問い合わせ)
  • 歯科クリニックにおける初診予約
  • 学習塾、スクールなどの無料体験、資料請求申し込み
  • 不動産会社の内覧申し込み
  • ソフトウェア会社の無料体験版のダウンロード

上記を見ていただくと、コンバージョン=収益というわけではありません。
学習塾における無料体験予約など、収益につながる重要なステップをコンバージョンに設定するケースも多いです。
業種や戦略に応じて、自由に設定ができるのもコンバージョンの特徴です。

またコンバージョンは、略してCVと表現することがあります。
付随してサイト訪問数に対してコンバージョンした数の割合を示す「コンバージョン率(CVR)」という言葉があります。

サイト運用においては、サイト訪問者数を増やしつつ、CVRを上げていくことが最大の成功の秘訣と言えます。

コンバージョンを改善したい

「サイトを作ってたくさん見に来ている人がいるみたいなのだけど、なかなか予約(売り上げ)の繋がっていない」というご相談をいただくことが多いです。

原因は様々あり、それによって改善策も異なります。

直帰率の悩み

当社であれば、サイト診断をしたのちに、Googleアナリティクスなどのアクセス解析ツールを使って原因を特定し、改善策をご提案いたします。

ここでは主な原因例とその改善策をご紹介します。

訪問者のニーズとコンバージョンがマッチしていない

例えば美容室のサイトにおいて、予約か電話問い合わせをコンバージョンに設定しているとします。それに対して一番多くアクセスが集まっているのはブログで、そのコンテンツのほとんどはスタッフの日記のようなコンテンツばかりというケースがあります。

もちろんスタッフの日記が面白くて、そこに人が集まってくるということは価値がありますが、あくまで訪問者はスタッフの日記を読んで楽しむことが目的になっているので、予約や電話問い合わせにつなげていくことは難しくなってしまいます。

【改善策】
より予約につながりやすいコンテンツに人を集めていくことが重要です。
例えば髪質改善の具体例を提示したコンテンツに人を集め、「あなたもそうなりたければうちに問い合わせてください」というストーリを作っていくことなどが有効な手法です。

コンバージョンへの導線が整備されていない

いかにコンバージョン地点にたどり着きやすいかということは非常に重要です。
極端な例ですが、資料請求をコンバージョンにしているにも関わらず、資料請求ページへ誘導するボタンが見つかりづらかったり、目立たないデザインの場合は、当然コンバージョンの数が減ってしまいます。

【改善策】
上記の逆の考え方でいくと、コンバージョンへの導線(ボタンなど)が目立つ場所にあったり、目を引くデザインの場合、コンバージョンの数は増えていきます。
コンバージョン への導線ボタンの位置、数、デザインの改善などをご提案していきます。

フォームの入力項目が多すぎる

問い合わせや予約など、ユーザーに入力項目が必要になるコンバージョンの場合、その内容によってコンバージョン率は大きく変わっていきます。
具体的には予約をする際のフォームにおいて、入力項目が多すぎたり、入力しづらい形式だったりすると、コンバージョン数は落ちてしまいます。

アクセス解析などをしていて、予約フォームページへの流入は多いのに、結局予約されないケースが多い!という場合はこのケースにあたります。

【改善策】
入力項目を整理したり、入力画面のデザインを改善していく必要があります。
この改善をEFO(エントリーフォーム最適化)といい、訪問者がフォームの入力時に感じるストレスを軽減して、途中離脱してしまう問題をなくしていくことを目指します。

トップページの直帰率が高い

基本的にトップページは多くのアクセスが集まる場所になります。
最初にたどり着くページとして一番多いのがトップページというサイトも多いはずです。

そのトップページに流入したユーザーがすぐに離脱してしまう割合が多いサイトは、当然コンバージョンも下がってしまいます。
離脱の原因は様々で、先述した訪問者のニーズとのミスマッチのケースもあります。
他に多いのが、デザインの問題です。
ファーストビューでユーザーを惹きつけられないサイトや、他ページや他コンテンツへの導線が見つかりづらいサイトである場合、直帰率が高くなり、コンバージョン数も落ちてしまいます。

【改善策】
ファーストビューのデザイン改善と、他ページへの導線設計の見直しをしていきます。
メインスライドを設置しているサイトなどは、その画像を変更するだけで改善されるケースもあります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
コンバージョンの改善には、アクセス解析から原因を特定していく必要があります。

当社はこのアクセス解析からのサイト改善に強みを持っており、ご提案できる内容も多くあります。
コンバージョンでお悩みの方は、ぜひ当社までご相談ください。

 

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