美容室がアクセス解析を利用してネット集客力を上げる方法

こんにちは。
大阪で美容室のWEBコンサルティングとWEB制作を行っているワイズオフィスです。
今回は美容室のネット集客について、ご紹介していきます。
美容室のネット集客といえば、ホットペッパービューティーをはじめとするポータルサイトからの集客がまず一番最初に浮かびます。
ただ、広告費用も毎月かかりコストも大きいため、集客できる反面でコストダウンを行っていきたいという思いの美容院も多いのが現状です。
その中で課題となってくるのが、「自社のWEBサイトからの集客」です。
今回はその中から、アクセス解析を活用した集客を行っていくための方法についてご紹介していきます。

はじめに

ここではアクセス解析を利用するツールとしてGoogle analyticsを活用することとします。Google analyticsは無料で利用できる世界で最も普及しているアクセス解析ツールです。

Google analyticsの詳しい説明や導入方法などはこちらをご参考ください。
https://wacul-ai.com/blog/access-analysis/google-analytics-method/what-is-google-analytics/

まず設定すべきこと

美容室がアクセス解析を利用して集客力をあげていくためには、Googleアナリティクスを導入するだけではなく、いくつかの設定を行っていく必要があります。
まず最初にそちらを確認していきましょう。

コンバージョン設定

まず最初はコンバージョンの設定です。
コンバージョンとはサイトの目標地点、成果指標などを表す言葉で、サイトによって自由に設定できます。
コンバージョンの詳しい説明はこちらをご覧ください。

WEBサイトを作る上で絶対知っておくべきワード、コンバージョンって何？

このコンバージョンをどこに設定するかで、サイトの成果を計測することができます。
例えば、スマートフォンサイトから電話予約するお客様を計測したい場合は、電話ボタンのタップ数をコンバージョンに設定します。
もしくは予約サイトへの遷移をコンバージョンにしたい場合は、予約サイトへのリンククリックをコンバージョンに設定します。
皆さまの運営される美容室によって、どこを最終的な成果として測定したいかは変わってくると思いますので、しっかりと検討した上でコンバージョンを設定していきましょう。

サーチコンソールとの連携

次に行っておきたいのが、サーチコンソールとの連携です。
美容院のネット集客だけではありませんが、より詳しい流入分析をするためにGoogle Search Console（サーチコンソール）との連携をお勧めいたします。
サーチコンソールとはSEOにおける数値状況を詳しく解析するツールです。
Google Search Console（サーチコンソール）の詳しい説明はこちらをご覧ください。

SEO対策をしているならSearch Console導入は絶対必要！

Google analyticsでは集客メニューからサーチコンソールと連携してより詳しい流入情報を閲覧することができるようになります。
より詳細な分析を行うためにサーチコンソールとの連携を行いましょう。

どこを見るべきか

流入分析

では実際にアクセス解析をしていくときにどこから見ていくべきなのでしょうか。
まず最初に確認するべきポイントは、どこから「流入」しているかです。
どこから流入しているかを分析することで、どの部分の流入が課題となっているかを把握することができます。
美容室ではSEO対策だけでなく、ホットペッパービューティーなどのポータルサイトからの流入も想定されます。
また、事項にある行動分析について流入ごとの分析も可能ですので、どこからの流入に課題があるかを調査することができます。

行動分析

次に、見ていきたいのが「行動分析」です。
行動分析では、サイト内でユーザーがどういった挙動をしているかを把握することができます。
ページごとの離脱率などを把握することで、どのページに課題があるのかもこちらで把握することができます。

コンバージョン分析

最後に最も重要なサイトの成果指標となるコンバージョンについてです。
「まず設定すべきこと」で設定されたコンバージョンを確認し分析することで、サイトの成果がどのように、どれだけ出ているかを把握することができます。
流入分析と組み合わせることで、どういった流入が一番成果につながりやすいかを把握することができます。
行動分析と組み合わせることで、どのページからが最もコンバージョンにつながりやすいかも確認することができます。

どう改善するべきか

これらの３つの分析それぞれにおいて、どのような課題があるのかをまず把握していくことが重要となります。
では、どのような課題が生じているのか、よくある事例から見ていきましょう。

直帰率が悪い

まず直帰率とはサイト流入したユーザーがサイトに訪れたページから回遊せずに、サイトから離脱してしまう割合を指します。そのため低ければ低いほど、直帰率は良いとされます。
直帰率が悪いということは、サイトに訪問したユーザーに意図、求めていることと、サイトコンテンツやデザインが異なっているためであると言われております。
そのため、サイトに訪問したユーザーの意図や求めていることを分析し、それらとサイトコンテンツとのズレを修正することが重要です。

CVRが低い

CVRとはコンバージョン率の略で、サイト訪問者のうち、コンバージョンに至った割合を指します。
コンバージョン率が低い原因はいくつかあります。

直帰率が悪い

直帰率が高ければ、コンバージョンに至るまでもなくサイトを離脱されてしまいます。

サイトコンテンツの訴求が弱い

サイトコンテンツの訴求が弱いと、ユーザーはコンバージョン行動に遷移いたしません。

コンバージョンの敷居が高い

ユーザーがサイトコンテンツに魅力を感じても、コンバージョン作業が面倒の場合、そこにいたらない場合が多いです。

セッション数が低い

セッション数が全ての数値の根源です。サイトに訪問するユーザーがいなければ何もできないからです。
流入分析によって幾つかの課題に分類され、それによって解決策は異なります。

SEO対策が不十分である

最も多くある原因はこちらです。検索流入を獲得できなければなかなか訪問者数を獲得できません。

広告が最適化されていない

SNS施策

よくある課題点について、いくつかご紹介していきました。
アクセス解析をもちいて分析を行うことで、発見される課題はまだまだたくさんあります。
また、その数値の原因となっている箇所を探っていく必要があるので、次々と課題は発見されることでしょう。

まとめ

いかがだったでしょうか

アクセス解析を利用すべきポイントとして、やはり現状のホームページが抱えている問題点を発見し、その課題を解決していくために必要であることがあげられます。

なんとなくデザインをなおす、テキストをなおす、写真をいれかえる、ではなく、アクセス解析を利用することによって根拠を持った改善施策を行うことができるようになります。

また、中々問題点の発掘や改善策の立案も難しい部分ではございますので、弊社ワイズオフィスITメディア事業部では、美容室を経営される皆さまの課題を伺いながら最適なご提案を行っています。

WEBからの集客力をアップしたい、ホットペッパービューティーなどの広告費用の削減を行っていきたい、そういった悩みをおかかえの美容院を運営されている経営者さま、担当者さまがいらっしゃいましたら是非お声掛けください。
専門の担当者が皆さまの課題を解決させていただきます。