ホームページの健全な成長を妨げるSEO対策「ワードサラダ」には要注意
2020.06.25
SEO
こんにちは。
大阪でWEBコンサルティングとWEB制作をしているワイズオフィスです。
今回はワードサラダについて書きたいと思います。
Contents
ワードサラダとは
みなさんはワードサラダという言葉をご存知でしょうか。
ワードサラダとは、サイトの中のコンテンツを、システムを使って自動生成した結果、言葉(ワード)がサラダのように無規則に入り乱れている(文法法則を無視している)状態のことを指します。
なぜこのようなことをする必要があるのでしょうか。
昔、検索エンジンが今ほど発達していない時代、どんなサイトでもいいからとにかく被リンクの量を稼げば順位が上がる時代がありました。
そこでSEOをあげたい事業者は、SEO専門会社に依頼して、適当なサイトをたくさん作ってもらい、そこからのリンクを獲得していきました。被リンクをしてもらうサイトはどんなサイトでも良かったので、中身がほとんどないか、同じ言葉が羅列されているだけのものばかりでした。
ただし、検索エンジンがひとつ進化して、中身が一定量あって、いろいろな言葉があるものでないと評価の対象としないことになりました。
そこで出てきたものが「ワードサラダ」です。
ワードサラダは簡易的なプログラムを使って生成したもので、上記の様な文法や文意を全く無視した支離滅裂な文章のことです。
それでも当時の検索エンジンは文法や文意をきちんと理解する能力がなかったので、このような支離滅裂な文章ばかりのサイトでも、中身が一定量あり、いろいろな言葉が盛り込まれている優良なサイトとみなすようになりました。
そのため、被リンクを売りにしているSEO専門会社はこぞってこのワードサラダが含まれた被リンク専用サイトを作って販売するようになりました。
これがワードサラダの生まれた経緯です。
ワードサラダの危険性
検索エンジンが進化した現代では、システムが文法や文意を十分に理解できる様になったため、Googleはワードサラダ施策を否定しております。
そのためワードサラダを活用することは非常にリスクが高いです。
では、どのようなリスクがあるのでしょうか。
まずワードサラダには大きく分けて2つのパターンがあります。
- 自サイトのコンテンツがワードサラダになっている
- 自サイトへ被リンクしているサイトのコンテンツがワードサラダになっている
現代においては、この2つともGoogleにワードサラダとみなされ、ペナルティが発動してしまう可能性が高いです。ペナルティによって、検索順位は著しく低下してします。
ペナルティについては下記の記事に詳しく書いてあります。
よって今の時代、システムを使って自動生成された文章を、サイト運用に活用することは絶対にお勧めしておりません。
文法にも厳しくなってきているため、普通に作成している文章でも文法が間違っていないか気をつけたほうがいいでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ワードサラダは今の時代、健全な成長を妨げてしまうため、当社ではお勧めしておりません。ワードサラダ以外にも、自サイトに悪影響の施策がされていないか気になる方は是非当社にご相談ください。