no indexとno followの役割の違いについて解説します。
2020.10.05
SEO
こんにちは。
大阪でWEBコンサルティングとWEB制作をしているワイズオフィスです。
今回はnoindexとnofollowについて書きたいと思います。
Noindex、nofollowとは
noindexとは
noindexとはSEOにおける用語で、任意のページをGoogleに検索順位上に表示させて欲しくない時に活用いたします。
少し技術的な話になってしまいますが、Googleは検索順位一覧を作成する際にクローラーという巡回プログラムによって各サイトを閲覧していきます。
Noindexとはこのクローラーに対して「ウチのサイトのこのページは見ないでいいですよ」と伝えるプログラムです。
具体的にはheadタグ領域の中に下記のように記載します。
<meta name="robots" content="noindex">
nofollowとは
nofollowもSEOにおける用語で、任意のページ内に存在するリンクを認識しないようにしたい時に活用します。Headタグ内に記載することでページ全体に適用されますが、aタグ内に記載することで、リンク単位で指定することもできます。
Nofollowを設定することで、アフィリエイトリンクなどの広告リンクに対して、リンク自体はする必要があるが、リンクパワーを送りたくないものに対して、指定ができます。
Nofollowをページ全体に指定する際はheadタグ内に下記のように記載します。
<meta name="robots" content="nofollow">
Nofollowをリンク単位で指定する際は該当リンクを下記のように記載します。
<a href="http://example.com" rel="nofollow">サンプルテキスト</a>
Noindex、nofollowの役割の違い
Noindexとnofollowは同じmeta要素で同じような記載ですが、その目的と効果が大きく異なります。
Noindexはあくまで設置ページそのものを検索結果から除外したい時に活用するものであるのに対し、nofollowについては設置ページ自体は検索結果には表示されます。
Nofollowは、設置ページから派生するリンクに対して認識をしないようにする目的のものだからです。
その意味でnofollowからリンク派生するページも、別のページからリンクが認識されている場合は、検索結果に表示されます。
1、noindexの役割
Noindexを使うシーンとしては、サイト作成段階において、コンテンツがほぼ重複するページが存在してしまうケースがあり、Googleから重複コンテンツとして低評価を受けるのを避けるために設置することが多いです。
ただし、noindexをつけるということはそのページ自体の将来性を閉ざしてしまう可能性もあるので、リライトなどで対応できるのであればそちらも検討すべきです。
2、nofollowの役割
Nofollowはリンクパワーを送りたくないリンクを設置する時に活用します。
多いケースとしてはアフィリエイトサイト(広告を主目的にしたサイト)などにおいて、SEOは下げたくないが、広告リンクは複数設置したいという時に使われることが多いです。