動物病院がアクセス解析を利用してネット集客力を上げる方法
2020.11.28
SEO
こんにちは。
大阪でWEBコンサルティングとWEB制作をしているワイズオフィスです。
今回は動物病院がアクセス解析を通して集客力を上げる方法について書きたいと思います。
Contents
はじめに
ここではアクセス解析を利用するツールとしてGoogle analyticsを活用することとします。Google analyticsは無料で利用できる世界で最も普及しているアクセス解析ツールです。
Google analyticsの詳しい説明や導入方法などはこちらをご参考ください。
https://wacul-ai.com/blog/access-analysis/google-analytics-method/what-is-google-analytics/
まず設定すべきこと
アクセス解析を動物病院が始める際に、最初に設定すべきことがいくつかあります。
これはアクセス解析においてより多くの情報を獲得するために必要な作業です。
コンバージョン設定
コンバージョンとはサイトの目標地点、成果指標などを表す言葉で、サイトによって自由に設定できます。
コンバージョンの詳しい説明はこちらをご覧ください。
このコンバージョンをどこに設定するかで、サイトの成果を計測することができます。
例えば、スマートフォンサイトから診療の電話予約するユーザーを計測したい場合は、電話ボタンのタップ数をコンバージョンに設定します。
もしくは診療予約サイトへの遷移をコンバージョンにしたい場合は、予約サイトへのリンククリックをコンバージョンに設定します。
動物病院によってどこを成果にしたいかは様々かと思いますので、しっかりと検討した上でコンバージョンを設定してください。
サーチコンソールとの連携
こちらも動物病院に限った話ではありませんが、より詳しい流入分析をするためにGoogle Search Console(サーチコンソール)との連携をお勧めいたします。
サーチコンソールとはSEOにおける数値状況を詳しく解析するツールです。
Google Search Console(サーチコンソール)の詳しい説明はこちらをご覧ください。
Google analyticsでは集客メニューからサーチコンソールと連携してより詳しい流入情報を閲覧することができるようになるので、こちらの設定はしておいた方がいいでしょう。
どこを見るべきか
流入分析
どこから流入しているかを分析することで、どの部分の流入が課題となっているかを把握することができます。
動物病院では犬、猫など検索流入の種類がいくつかありますので、自分たちの病院がどのワードで強く、どのワードで弱いのかを分析することができます。
また、次項にある行動分析について流入ごとの分析も可能ですので、どこからの流入に課題があるかを調査することができます。
行動分析
サイト内でユーザーがどういった挙動をしているかを把握することができます。
ページごとの閲覧数や離脱率などを把握することで、どのページに課題があるのかもこちらで把握することができます。
コンバージョン分析
最後に最も重要なサイトの成果指標となるコンバージョンについてです。
「まず設定すべきこと」で設定されたコンバージョンを確認し分析することで、サイトの成果がどのように、どれだけ出ているかを把握することができます。
流入分析と組み合わせることで、どういった流入が一番成果につながりやすいかを把握することができます。
行動分析と組み合わせることで、どのページからが最もコンバージョンにつながりやすいかも確認することができます。
どう改善するべきか
まずは全項目にて課題を把握することが第一です。課題によって改善すべきことも異なるからです。
直帰率が悪い
まず直帰率とはサイト流入したユーザーがサイトに訪れたページから回遊せずに、サイトから離脱してしまう割合を指します。そのため低ければ低いほど、直帰率は良いとされます。
直帰率が悪いということは、サイトに訪問したユーザーに意図、求めていることと、サイトコンテンツやデザインが異なっているためであると言われております。
動物病院の場合、下記の要因が考えられます。
・自身のペットが抱えている問題と閲覧したページが提供しているコンテンツが異なる場合
・サイトの操作方法が分かりづらい場合
CVRが低い
CVRとはコンバージョン率の略で、サイト訪問者のうち、コンバージョンに至った割合を指します。
コンバージョンの改善には原因を特定し、分析することが重要です。
例えばCVRが低い原因が予約フォームからの離脱率の高さであるとします。
そして離脱率の高さは「フォームに入力する項目量が多すぎる」ことにあると推察します。
その場合「フォームの項目数を省略していく」ことでCVRの改善ができるかを検証できます。