12月4日に行われたGoogleのコアアルゴリズムアップデートについて

2021.01.22

SEO

こんにちは。
大阪でWEBコンサルティングとWEB制作をしているワイズオフィスです。

今回は12月4日に行われたGoogleのコアアルゴリズムアップデートについて書きたいと思います。

コアアルゴリズムアップデートとは

アルゴリズムとはGoogleが設定している検索順位を決定するためのルールのようなものです。このアルゴリズムは大小様々な内容があり、それぞれが日々微調整されていると言われております。
その中でも中核をなす部分(影響力の大きい部分)のアルゴリズムがコアアルゴリズムと呼ばれており、コアアルゴリズムのアップデート(見直し)は大体1年に2〜4回あると言われております。

ちなみに2020年は3回ありました。

・2020年1月14日
・2020年5月5日
・2020年12月4日

このコアアルゴリズムアップデートによって、検索順位が大きく変動することが多くあります。特に2011年2月にあった「パンダアップデート」や2012年4月にあった「ペンギンアップデート」ではそれまでされていたSEO対策のほとんどが逆効果になってしまうという現象が発生し、多くのサイトが順位を大きく落としました。

なお、アルゴリズムの変更がある旨はGoogleから事前告知されることがありますが、その変更内容について最近はほとんど明かされないことが多いです。

一般的な順位変動への対策

先程記載しましたが、Googleはコアアルゴリズムアップデートでの変更内容について、砂金はほとんど明治しません。そのため、アップデートごとにどのような対策を具体的にすればいいかを判断することは難しいです。

その中で対策を判断するための材料は3つあります。

SEOの専門家の調査結果を確認する

世間にはSEO専門家と呼ばれる人たちや、SEO専門企業というものが存在しております。彼らはSEOのアルゴリズムを把握するために、数百から数千のテストサイトを所有しており、そのサイトの順位変動からアルゴリズムの状況を確認していると言われております。

SEOの専門家はその多くの所有サイトの順位変動からコアアルゴリズムのおおよその内容を推察しています。
「○○のサイト群の順位が下がっている(上がっている)ので、今回の変更は○○についての変更と推察される。対策としては○○をするといいだろう」といった具合です。

ただしこの専門家の情報は一定部分まではネットで公開されていることが多いですが、具体的な情報は有料になっていることが多いです。
自社サイトがアルゴリズムアップデート後に大きく下落してしまい、緊急の対策をしたいがどうにもならないという場合は、料金を払ってでも専門家から対策を聞くのも手かもしれません。

自社所有サイトの状況から対策を推察する

自社で複数の所有サイトがある場合、もしくは多くのページを持つサイトを所有している場合、そのサイトごと、ページごとの順位変動を計測することである程度の推察をすることができます。

ただしこれもあくまで推察であり、SEOは試行錯誤で伸ばしていく傾向が強いものなので、即効性を求める場合は厳しくなります。

Googleの数少ない発表内容から推察する

Googleも少ないながらも情報を出すことはあります。その内容から変更内容をある程度推察して対策を立てることができる場合があります。

また、更新情報ではありませんが、SEOを上げるためのいろはが公開されています。

ウェブマスター向けガイドライン
https://developers.google.com/search/docs/advanced/guidelines/webmaster-guidelines?hl=ja 

今回の対策

今回12月4日のアップデートについても、基本的にGoogleからの具体的な情報公開はされておりません。

今回も下記のように発表されております。

本日のちほど、年に数回実施している大規模なコアアルゴリズムアップデートを実装します。これを2020年12月のコアアップデートと呼びます。アップデートに関するアドバイスは以前からお伝えしている内容です。詳しい内容についてはブログ記事をご覧ください。

「以前からお伝えしている内容」というのは基本的にはgoogleのSEOガイドラインを指しており、具体的な部分では近年重要視されているE-A-T対策を指しているものと思われます。

E-A-T対策の具体的な内容は下記の記事をご覧ください。

YMYL分野におけるホームページ運用で気を付けていきたいポイント

ホームページ制作をするときに意識したいE-A-Tを基準としたSEO対策

 

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