SSLをしないとあなたのクリニックが危険サイト扱いに!?

2019.12.04

保守、障害対応

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こんにちは。
大阪市のWEB制作会社のワイズオフィスです。

今回は歯科クリニックにおけるSSLの重要性について説明します。

SSLって何?

そもそもSSLとはなんなのかという方が多いと思います。

SSLとはSecure Sockets Layerの略であり、インターネットにおけるWEBサイトへの通信のセキュリティを高める技術のことを指します。情報化社会が進み、ますますセキュリティの重要性が高まる中で、昨今導入の必要性がさけばれております。

WEBサイトにSSLを導入すると、サイトURLの頭の部分「http://」となっている部分が「https://」に変わり、ブラウザ上にも鍵マークが付くなどの変化が現れます。

SSLは暗号化技術によりサイトを利用するユーザーの安全性を担保することを目的としておりますが、それによりサイトユーザーが安心して閲覧、利用でき、クリニックの信頼性を高めることができます。

なぜ歯科クリニックでSSLが重要なのか

歯科医院がSSLを導入するメリットは大きく2つあります。

1.サイトや院の信頼性

実は現在、SSLをしていないサイトに対して警告が出るように各種主要ブラウザ上で変化が起きております。

Google chrome
chromeの非ssl
SSL化されていないサイトは「保護されていない通信」と表記されてしまいます。
safari
safariの非ssl
SSL化されていないサイトは「安全ではありません」と表記されてしまいます。Safariは日本におけるユーザ数の多いiPhoneの基本ブラウザでもあるので、多くのスマホユーザーがこの表記を目にしてしまいます。

ご覧のようにクリニックのサイトをご覧になるユーザーが「このサイトって安全じゃないのかな?」と不安に感じてしまうような変化がブラウザ上で起きております。
この問題を回避し、歯科クリニックとしての信頼性を担保するためにはSSLを導入するしかありません。

2.SEO上の優位性

歯科クリニックはGoogleの中では「YMYL」という経済と生活、健康に関するサイトという分類に属しており、特にサイトの信頼性が重視されております。
そのためSSLの導入の有無はSEOの結果に大きく影響してくると言われております。

実際、Googleが公式にSSL化について以下のように発言しております。

サイトのコンテンツを問わず、ユーザーによるウェブサイトへの接続を保護するために、HTTPS を導入すること

HTTPS でサイトを保護する – Search Console ヘルプ

SEOを重視されている歯科クリニックであれば、SSL導入は必須であると言えます。

SSLの導入方法


SSLの導入方法はサイトのサーバによって異なります。
ただし、中小規模のクリニックのほとんどがレンタルサーバーを利用していると思われますので、契約しているレンタルサーバー会社の仕組みに則ってSSLを導入していただく流れが基本となります。

さくらのレンタルサーバー

サイトを見る

エックスサーバー

サイトを見る

ロリポップレンタルサーバー

サイトを見る

SSLを導入するためには、サーバーの契約とは別にSSL証明書の契約が必要になります。
こちらは1年から複数年の契約が可能です。
証明書によって料金が異なりますので、各サービスによる違いをよくご覧になってお選びください。

証明書を取得しましたらそちらをサーバーに設置し、SSLの設定をいたします。
レンタルサーバーによってはコントロールパネル上で簡単に設置、設定が可能ですが、専門知識がない方がされる場合はサイト上に不具合が出てきてしまうリスクがございますので、制作会社にお任せいただくのが安全です。

その後、サイト内の非SSLで記載されている部分の修正や、リダイレクト(非SSLからSSLサイトへの自動遷移)設定を行い、SSL化が完了です。

まとめ

SSL自体あまり聞き慣れない言葉かもしれませんが、現在のサイト運営、集客に大きな影響を与える技術になっております。

「自分のクリニックはSSL化してないけど大丈夫?」
「SSLをすぐに導入したいけどそうすればいい?」
そんな方は是非当社にご相談ください。

 

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