SNSマーケティングはホームページにどの程度良い影響を与えるのか

こんにちは。
大阪でWEBコンサルティングとWEB制作をしているワイズオフィスです。

今回はSNSマーケティングのホームページへの影響について書きたいと思います。

SNSとホームページ

現在、広く普及しており、企業として取り組むケースも増えてきているSNS（ソーシャルネットワーキングサービス）ですが、SNSはホームページにどのような影響を与えることができるのでしょうか。

SEOには基本的に影響しない

Googleが運営している検索エンジンのアルゴリズム（ルール）は基本的に公開されておりませんので断言はできませんが、SNSはSEOに直接的には影響しないと言われております。

一般的に言われている被リンク（外部サイトから自社サイトへのリンク）としての価値は「nofollow属性」とよばれる外部リンク価値を無効化する設定されているので仕組み上効果がありません。

また、Googleのジョンミュラー氏が公式に言及してます。

原文：
social signals have an impact on organic rankings in google and not directly no so it’s not that there’s any kind of a ranking affect.
their to large part social networks also have a nofollow on the links that they.

翻訳：
ソーシャルシグナルはGoogleのオーガニックランキングに影響を与えますが、直接ではなく、ランキングに影響があるわけではありません。
大部分のソーシャルネットワークはまた、それらが結びついているリンクについてもフォローしない。

ただし、「SNSリンクによって広くサイトが認知されるようになり、外部リンクを獲得しやすくなる」といった間接的なSEO価値は存在するので、全く意味がないというわけではありません。
 

SNSからHPへの流入

SNSを運用していて、ホームページへのリンクを設置して流入を図る戦略があります。これは当社もよくお客様にお勧めする方法の一つではありますが、誰しもが大きな効果を発揮できるというものではありません。

まず前提として、SNSに一定数のフォロワーがいない限り、リンク流入がほとんど期待できないからです。そこでリンク流入に価値を持たせるために、SNSを育てる必要があります。そのためにはホームページへのリンク設置だけではダメで、独自のコンテンツ運用が必要になります。

その運用には大きな手間と技術が必要になり、多くの企業が苦労しております。
つまりホームページを育てるためのSNSですが、そのSNS自体を育てるのに苦労して挫折してしまうというケースがあるということです。

その意味でホームページを育てるためのSNSは、安易に参集すると苦戦するケースが多いことは事実と言えます。 

SNSマーケティングのリスク

手間がかかる上に効果を発揮できる保証がない

これはどの分野にも言えることですが、SNSは特に運用する手間が大きいです。

週に１回、一通の投稿で成功しているSNSは見たことがありません。
成功している企業は毎日何通も投稿して、フォロワーとのコミュニケーションも密にしております。

正直、ホームページにはそこまでの手間はかかりません。

その上でSNSは、運用すればかならず流入が集まる、成功するというものでもありません。
中にはSNS上で悪評が立ち、マイナスブランディングをしてしまうケースもあるのです。
その意味でSNSは手間がかかる上に、運用に注意が必要なプラットフォームと言えます。

SNSの流行は短期スパンで変化する。

現在主要なSNSプラットフォームはいくつかあります。

これらのプラットフォームが大きな力を持っておりますが、これは時代と共に変遷してきた結果ですので、10年後もこのプラットフォームが強いとは限りません。

移り変わりの早いこのIT業界で、何かしらのSNSにコストを集中投下したのち、そのSNSが廃れてしまうというリスクがあるのです。そのリスクを考慮してSNSを開始するべきと言えます。 

まとめ

いかがでしたでしょうか。SNSのリスクばかりを説明したのですが、当社は別にSNSを反対しているわけではありません。適切な手間と運用をしていけば、十分に効果を発揮できる手法ではあります。
SNS運用でお悩みの方は是非当社にご相談ください。