人によって検索結果が異なる理由を解説します

2020.02.17

SEO

  • #MEO
  • #SEO

こんにちは。
大阪でWEBコンサルティングとWEB制作をしているワイズオフィスです。

今回はローカル検索とパーソナライズド検索について書きたいと思います。

検索結果は人によって違う

SEOをしていて自社のサイトの順位をチェックしていると

「さっきPCでチェックした順位と、今スマホの順位が違うぞ!?」

ということはありませんか?

実はGoogleの検索システムは、同じタイミングでチェックしても、確認するデバイスが異なれば、検索結果も異なってくることがあります。
それは「ローカル検索」と「パーソナライズド検索」の二つの仕組みによるものです。

Goolgeはその検索システムのコンセプトとして、検索したユーザーが求める最適な情報を検索結果として表示させるという考え方があります。

そしてユーザーが求める最適な情報は、同じ検索ワードであったとしても、そのユーザーによって異なるはずです。
それに対応するために「ローカル検索」と「パーソナライズド検索」の二つの仕組みが検索エンジンに備わっているのです。

ローカル検索

ローカル検索とは

ローカル検索とはその名前が示す通り、地域によって検索結果を最適化する仕組みのことです。

例えば、大阪在住のユーザーが、歯の治療がしたくて「歯医者」と検索したとします。
その検索結果に北海道や沖縄の歯医者が上位に出てきたら困りますよね?
もちろんその北海道の医院でしかできない特殊な治療を求めているのであれば仕方ありませんが、普段の歯の治療であれば基本的に近場に向かうものです。
よって「大阪」在住のユーザーが検索した結果は、「大阪」近辺のエリアの情報が優先して表示されます。その仕組みのことをローカル検索と呼ぶのです。

ユーザーに最適な情報を届けるためには、ローカル検索は非常に重要な仕組みです。

ローカル検索がないと

ひと昔前、このローカル検索の仕組みが整っていない時代は、全国一律の検索結果だったので、大阪の歯医者を探したい場合は「歯医者 大阪」という検索をする必要がありました。

今はローカル検索が実装されているので「歯医者」と検索するだけで大丈夫です。

パーソナライズド検索

パーソナライズド検索とは

パーソナライズド検索とは、ユーザーがブラウザを通して活動した履歴をもとに最適な検索結果を表示させる仕組みのことです。つまり活動履歴が異なるブラウザ、デバイスを通して検索した場合、検索結果は異なってくるという小tです。

よくある話として、自社サイトの検索順位が気になって毎日見ている人がいたとします。
ブラウザを通して「この人はこのサイトが気に入っているんだな」と認識され、どんどん上位に表示されていきます。

「うちは検索順位1位だからSEOなんて必要ないよ!」
とおっしゃっている方が、ご自身のPCだけのことだった。。。という可能性もあるのです。

パーソナライズド検索を回避する方法

パーソナライズド検索についてですが無効にする方法があります。
ブラウザのシークレットモードで見る方法です。
Google Chrome、firefox、Safariには、この仕組みが搭載されています。
シークレットモードであれば、パーソナライズドされていない検索結果を見ることができます。

パーソナライズド検索のメリット

このパーソナライズド検索は、SEOを気にされている方には厄介な存在ですが、ユーザーにとっては非常に便利な機能です。

たとえば「コロンビア」という検索ワードがあります。

国際情報に関心がある方であれば、南米のコロンビアを意図しているはずですし
アパレルに関心が強い方であれば、アパレルブランドの「コロンビア」を意図しています。
音楽業界に関心が強い方であれば、レコード会社の「コロンビア」を意図しているはずです。

このように同じ言葉でも人によって全く意図が異なる場合があり、それに対応するためにはこのパーソナライズド検索が非常に有効なのです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。検索結果をチェックするにしてもこの2つの仕組みを知らないと全く検討外れの認識になってしまいますので注意してください。

また当社では、検索結果のチェックについて効率的な方法、効果的な方法をご案内可能です。ご興味がある方はぜひご相談ください。

 

一覧に戻る