直帰率が高い時の改善方法を徹底解説

2020.02.13

アクセス解析

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こんにちは。
大阪でWEBコンサルティングとWEB制作をしているワイズオフィスです。

今回はサイト運用で重要な直帰率の改善について書きたいと思います。

直帰率とは

直帰率とはWEBのアクセス解析などで出てくる用語で、サイトに訪問したユーザーが、訪問したページから別のページに遷移することなく離脱してしまう割合のことを指します。

同じような言葉で離脱率という用語がありますが、こちらは単純にそのページから離脱してしまった割合のことで、すでに複数ページを閲覧済みの訪問ユーザーの離脱もカウントいたします。

直帰率が高いと言うことは、訪問したユーザーの目的や嗜好とサイトのコンテンツが大きくミスマッチしていると言うことを意味しています。
そのため直帰率は、サイトの状態や成果をしめす重要な指標の一つです。

直帰率悪化の原因

直帰率悪化
先ほど申し上げた通り、直帰率が悪いと言うことは「訪問したユーザーの目的や嗜好とサイトのコンテンツが大きくミスマッチしている」ということです。

より具体的にあげると下記のように分類できると思われます。

サイト訪問者の目的とコンテンツが食い違っている

「歯が痛い」と思って訪れたサイトが「眼科サイト」だったら、訪問者はすぐにサイトを離れてしまいます。これは極端な例ですが、訪問者が知りたいと思っている情報と、実際のサイトコンテンツが食い違ってしまっている例は多くあります。

サイト訪問者の目的にコンテンツが充足できていない

先ほどのコンテンツが食い違っているわけではなく、単純に情報が足りてないというケースもあります。世の中には非常に多くのサイトが存在し、その中で多くの情報が出回っております。ありきたりで、どこかで聞いたような情報を改めて書いてあるだけでは、すぐにユーザーが離脱してしまうでしょう。

デザインが悪い

デザインが悪いという理由で離脱するケースは案外多いです。
具体的には読みづらい、古臭い、ユーザーの嗜好と異なっているというケースです。
サイトがスマホ最適化されておらず、非常に読みづらいのでサイトを離脱したというのもこちらのケースにあてはまります。

ページ導線が悪い

他のページに遷移するための導線がわかりづらい、少ないということが原因であることも多いです。デザイン性を重視するあまり、「どこを押せばいいのかわからない」「他のページへのリンクがほとんどない」といったケースでは直帰率が悪くなってしまいます。

ページ単体で目的が完遂できてしまう

これは一概に悪いと言う話ではないケースですが、訪問したユーザーの目的が、そのページで完遂できてしまい、他のページに遷移する必要がなかったケースです。
この一番極端な例がLP型ページです。LPの場合は1ページしか存在しませんが、LP型ページのように1ページにコンテンツをギュッと詰め込んだページの場合、そのページだけでユーザーが満足して離脱するというケースがあります。

直帰率悪化の改善策

あらゆる数値において共通してお伝えしていることですが、まずは悪化の原因を特定することです。
Googleアナリティクスなどで直帰率の悪化に影響しているページ、検査クエリ、デバイスを調査していきます。

例えば

他のページは特に問題ないけど、●●ページだけ極端に直帰率が悪いみたいだ
→●●ページのデザインに問題があるのではないか
→検索クエリとコンテンツがマッチしていないのではないか

PCサイトは特に問題ないけど、SPサイトの直帰率が悪い
→きちんとスマホ最適化がされていないのではないか

トップページの直帰率が悪い
→ページ導線が悪いのではないか
→検索クエリとコンテンツがマッチしていないのではないか

といった形で、原因を特定して改善策を考えていきます。

原因がきちんと特定できれば、適した改善策を実施できますし、検証も行うことができます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。直帰率が悪いとせっかくのサイトの効果が半減してしまいます。

サイト目的の達成率を効率的に上げていくためにも、直帰率を改善していくことが必要です。

当社は直帰率の改善実績を多く持っており、その経験から様々なご提案が可能です。
直帰率でお悩みの方は是非当社までご相談下さい。

 

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