SEO対策をしているならSearch Console導入は絶対必要!
2019.12.11
SEO
こんにちは。
大阪でWEBコンサルティングとWEB制作をしているワイズオフィスです。
今回はGoogle Search Consoleについて書きたいと思います。
Contents
Google Search Consoleとは
検索順位対策(SEO)をされている方であれば導入必須のツールがあります。
それはGoogle Search Consoleです。
ご存知のように検索サービスを提供しているGoogleが、その検索順位に関する情報をわかりやすく提供してくれるツールがGoogle Search Consoleです。
SEOをしていく上で、現在サイトがGoogleにどのように認識されているのか、検索によってどれくらい流入しているのかを把握することで、適切な課題認識や改善策を考えていくことができます。
Google Search Consoleでわかる情報
Google Search Consoleでは主に「検索パフォーマンス」と「カバレッジ」の2つの情報を確認することが多いです。
検索パフォーマンス
検索パフォーマンスでは指定期間の下記の情報を確認することができます。
- Google検索からサイトへの流入数(クリック数)
- Google検索上にサイトが表示された回数
- サイトが表示された中で、実際に流入した割合(クリック率)
- 平均掲載順位
これらの情報は、指定期間同士の比較をすることもできます。
もう一つ非常に重要な情報を確認することができます。
検索クエリ(流入や表示された検索ワード)や流入ページごとの、クリック数や表示回数も確認することができるのです。(これらの情報はCSV形式でエクスポートが可能です。)
これらの情報により、今対策しているワードがどれほどの成果を上げているのか、他に対策すべきワードがないかなどを分析していくことができます。
カバレッジ
こちらはあまり聞き慣れない言葉かと思います。
簡単にいうと、Googleが対象サイトをどのように認識しているかを公開してくれている箇所です。
このカバレッジではGoogleが認識しているページを下記の4つに分類してくれます。
- エラー
- 有効(警告あり)
- 有効
- 除外
そして有効以外の箇所について、なぜそのように認識しているのか、その改善策も記載してくれます。
基本的にはGoogleに「有効」としてきちんとページを認識されるべきなので、それ以外の箇所は検索上の何かしら問題があるということです。
それらを教えてくれるので非常に重宝するのがカバレッジです。
Google Search Consoleで出来ること
Google Search Consoleでは他にも多くのできることがあります。
その一部を紹介します。
サイトマップを送付
Googleにサイトマップを送ることで、サイトの全体像をいち早く伝えることができます。
通常Googleはクローラーと呼ばれるプログラムによって、様々なサイトを巡回しています。出来たばかりのサイトはなかなかこのクローラーに巡回されず、サイトやページが認識されないということが多いです。
サイトマップをGoogleに送ることで、通常より早く、サイト全体のページを認識させることができます。
エラーページの解消を報告
先ほどご紹介したカバレッジでエラーページが見つかったとします。
その問題点を改善したとしても、すぐにGoogleが改善を認識してくれるわけではありません。放っておくと認識されるまで結構な時間がかかってしまう場合もあります。
そのような時に、エラーページの問題点が改善されたことをSearch Consoleにて報告することができます。
アナリティクスと連携
Googleが提供するアクセス解析ツールであるGoogle Analyticsとデータ連携をすることができます。データ連携をすることによりアナリティクス上でSearch Consoleで取得したデータを確認したり、アクセス数を分析したりすることができるようになります。
Google Search Consoleへの登録方法
Google Search Consoleの登録方法は現在大きく2種類あります。
- ドメイン登録
- URLプレフィックス
現在では、基本的に「ドメイン登録」をお勧め致します。
URLプレフィックスで登録した場合、不便なことが多いためです。
- 後からSSL化をした場合別サイト扱いになるので再登録が必要になる。
- 「wwwあり」「wwwなし」が別サイトとして認識されてしまう。
そのためドメイン登録をおすすめ致します。
ドメイン登録をするためには、利用中のドメインプロバイダ(お名前.comなど)にログインして、DNSレコード設定をしていく必要があります。
ドメイン登録を進めていくと、Search Console 上にTXTレコードと呼ばれる暗号のような文章が出てきます。その文章をコピーして、先ほどのドメインプロバイダのDNSレコードにTXTレコードとして登録いたします。
こちらの登録および浸透に少々時間がかります。
うまくいけば20分ほどで浸透いたしますので、再びSearch Consoleに戻り、「確認」ボタンを押します。そこでDNSプロバイダ上で先程のTXTレコードが確認できれば、正式に登録が完了いたします。
まとめ
いかがでしたでしょうか
SEOをされているサイト管理者であれば必須のツールであることがお分かりいただけたかと思います。今回ご紹介した他にもSearch Consoleでは色々なことができます。
より詳しく知りたい、扱いたいという方は当社までご相談ください。